パパ活始めました。

10 ページ10

主side


竜「本っ当に、、あのピンク頭まじウザすぎる、情緒不安定すぎて、メンヘラかよっ、！！！！」


居酒屋に来て30分経った。
私は頼んだコーラーを飲みながら、クラゲさんの話を聞いていた。

注文を頼んでお酒を飲むスピードが早いなと思ったが、案の定寄っているクラゲさん。

さっきから、恐らく仕事の愚痴だろう。
、、、、、そんなに社畜なのか。

紫頭からして、そこまで厳しくない所だと思っていた私が間違いだった。


竜「俺だって人間なんだよぉ、、できるできないがあるんだよ、、兄貴だって「後よろしく〜」って、、、」


クラゲさんはさっきから、ズビズビと泣き言を話しながらチョロチョロとお酒を注いでいる。


『いやでも、話聞く限り、クラゲさんはしっかりしていて凄い人だと思いますよ』


私がそう言うと、クラゲさんは注いでいたお酒をピタッとやめて私の話を真剣に聞き出した。


竜「ほんとに、？俺すごい人？？」

『いや、凄いっすよ。嫌なことしてるのにきちんとやってるなんて、その上周りの人の分まで仕事してるなんて中々出来ないですよ。立派ですよ』

竜「、、、俺立派、、、？」

『はい、私はそう思います。』

竜「、、、、泣きそう」

『えっ、、！？！？』

11→←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す