向日葵が似合うあなたに『爆豪勝己』 (ページ15)

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『ちなみになんの映画？少女漫画系なら無理だけど』

爆豪「ゴ○ラ」

『行くしないなこれは』

爆豪「なんで恋愛系無理なんだよ」

『いや、なんか、苦手なんよ、、』

もうね、少女漫画は地雷なんよ。
腐りすぎて。
それに、少女漫画ってなんか見てるこっちも辛くなるというか、感情移入入りすぎて見るに耐えん。

『ていうか私でいいんか』

爆豪「あ？」

『友達とかと行かなくて』

爆豪「あほ面とかと行けるか」

『そろそろ泣くで、上鳴くんたちも』

私がそう言った後「知るか」と不機嫌そうに言ってきた。
私が上鳴くんだったら泣いてるわ。

爆豪「じゃあ10時に駅前な」

『おけおけ』

爆豪「はよ寝ろや」

『あ、はい』

爆豪は、そのまま電話を切った。
はよ寝ろってまだ11時だけども、まだまだこれからだろ夜行性は。

私は上鳴くんに「映画のチケットありがとう」とメッセージを送った。
即既読が着いて「おう！楽しんで！」と返された。

スタンプを送ろうとしたらそれに続いてメッセージが来た。
「頑張って！！」と。

『頑張ってかぁ、、、』

何に対しての頑張ってだろう。
爆豪との映画、寝たら殺されるだろうから寝るなという頑張ってなのか。
それとも違う意味なのか。

私はまたそのメッセージを見て苦笑した。

上鳴くんにスタンプを返して、今日は早く寝よう。

後日。
『ねえねえ、鈍臭くて蝶々みたいにフラフラしていてほっとけない子に会ったことある？』

「え、、、、それ何の話？」

『爆豪の好きな人の話』

「あー、、、、会ったことあるかも」

『え、まじ？？？』

「うん。(なるほど頑張れ爆豪くん)」

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「」はAの友達のセリフです。
深夜投稿すみませんm(_ _)m