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『ありがとうございました』

五条「まさか連れて帰ってくるとは思わなかったけど、、まあ、うん、いいけどさ」

『しっかり責任もって飼います』

五条「呪霊って犬だったっけ?」


初任務の報告書を五条先生に持っていった。

喉が渇いたと思い、学校内にある自販機に向かった。

自販機の前で誰かがソワソワしていた。
、、、確かあれは


『狗巻先輩』


私がそう声をかけると、ビクッと肩を動かし私の方を向いた。


『あ、すみません。驚かしてしまいましたね』


そう言うと、ふるふると首を振り「ツナツナ!」と言ってくれた。


『今のは大丈夫ってことですか?』

狗巻「しゃけ!!!」

『ありがとうございます。何してるんですか?』


狗巻先輩は、何かを探しながら先に買っていいよといった素振りを見せてくれた。
、、、、もしかして、


『財布ないんですか?』

狗巻「しゃ、しゃけ、、、」


ビンゴだったらしい。


『どれが飲みたいんですか?』


狗巻先輩は、炭酸水を指さすと私は2つ分のお金を入れ自分と狗巻先輩の炭酸水を買った。


『どうぞ、差し上げます』

狗巻「お、おかか!!」


、、、、よく分からんが恐らく「大丈夫!!」って言ってる気がする。


『、、、、じゃあ捨てるしかないですね、、、私、無糖の炭酸水飲めないんで、、、』

狗巻「お、おかか!!」

『可愛そうっすね、、、炭酸水。捨てられるなんて。』


私が少しニヤニヤしながら言うと、狗巻先輩は私の腕を掴み「い、いくら」と言った。


『お、飲んでくれるんですか?助かりました』

狗巻「しゃ、しゃけ!」

『じゃあ、どうぞ。』


私はそう言いながら狗巻先輩に飲み物を渡すと、


狗巻「あ、、り、がと、」


と、言ってくれた。


『どういたしまして』


その後はなんだが照れくさくなって、お互い笑いあってしまった。






後日

狗巻「たかな!!いくら!!」

『え、マカロン!?!ありがとうございます!!』

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作者名:nano | 作成日時:2021年1月19日 23時

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