キラキラとまぶしいね、君は 2 ｢影山飛雄｣ (ページ4)

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日向｢痛てぇよ！影山！で、誘わないのかよ｣

田中｢うんうん。｣

月島｢まあ、１日は軽音部だろうね。2日目は女子とかもね。｣

｢｢｢えっ｣｣｣

月島｢いや、知らないけど。でも、ありそうじゃない？モテるし｣

日向｢確かに有り得るな。女子にとられるぞ影山。」

田中｢お前らオブラートって知ってる？？｣

取られる？？
Aが？？

そんなことさせるわけねぇだろ。

俺は月島たちの言葉になぜか燃えていた。

その様子を見ていた田中さんたちは｢結果オーライだったな｣と口を揃えて話していた。

※

今日は、部活が昼で終わったため帰り道、俺はAに花火大会の誘いの連絡を入れようとしていた。

、、、。変じゃねぇよな？？
俺がAのこと誘っても。

俺は友達以上になりたいと思ってるけど少なくともAは俺のこと友達と思ってるはずだ、、。

、、、俺とAはまず友達なのか？？

友達じゃなかったら、俺が誘ったら嫌がられるかもしれない。

そんなことを思い、不安になりながら文字を打ちながら誘い文を作っていく。

もし断れたらどうする。

いやでもそれよりもまず、どっかの知らねぇ女子に取られる方が嫌だ。

おれは意を決して文を返事した。

送ったら直ぐにAから返信が来た。

《空いてるよ！もちろん、行こ行こ》

俺はその返信を見て、舞い上がった。

良かった、取られていない。←

俺は嬉しさで打つのが遅くなったが、それ以上にAと花火大会に行くことが出来て凄い嬉しかった。