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それからの授業は、先生の話を聞いているかのようで聞いていなかった。
まあその原因は飛雄な訳で。
月島からかっこよくなかったの?と聞かれて、正直いってすっごいかっこよかった。
でも、何故か正直に言えなかった。
いやだって、なんか同級生の男子にかっこいいとかなかなか言わないし、アイドルならまあ分かるけど。
それに、ただかっこいいとかじゃなくて、。
普通のカッコいいとかではなかった気がする。
そんなことを思っていると、早乙女が俺の異変に気づいたらしく、声をかけてきた。
早乙女「おい、今日どした?いつもよりも変だぞ?」
『え、何俺いつも変なの??』
早乙女「おう」
『早乙女には言われたくなかった。』
早乙女「な?!てか、どしたんだよ。」
『なんかさ、ただかっこいいだけじゃないんだよね』
早乙女「は????」
『いや、かっこいいんだけど、ただかっこいいだけじゃないって言うか』
早乙女「好きってことか???」
、、は??
『は?!それはないわ!!!!』
先生「俺も授業中に、大声発するお前はないと思うぞ」
ワハハ
『あ、、、すんません、、。』
先生「きぃつけろよー。早乙女も」
早乙女「え、俺もっすか!?!」
ワハハ
生徒たちが笑っている中、俺は笑われている恥ずかしさと、さっき早乙女が言った言葉のせいで顔が紅くなった。
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新作です
2回の失恋と1回の告白 【影山飛雄】【岩泉一】
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/nano00003/
影山くん目線がメインです!
一応切ない感じですが、、難しいっすね、、。
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作者名:nano | 作成日時:2020年9月9日 18時