32 ページ35
なんだこれ。
熱い、、。
まだ、5月なのにこんなにも熱い、、。
体育やってるみたいじゃないかこんなの。
おかしい。
飛雄が笑ったあとから俺は変だ、、。
暑さを抑えたいために、水道に行き顔を洗う。
勢いよく洗ったせいか、前髪に思いっきり水がかかった。
周りが俺の事をちらちら見て何か言ってるがそんなこと気にしていなかった。
顔を洗ったおかげか、少しさっきよりも熱さが引いた。
早乙女「お、ここにいたのか!次移動教室だろ、荷物持ってきてやったぞ。」
早乙女の声が聞こえて、俺は顔を上げる。
早乙女「は?お前なんでそんなに顔が紅いんだ?」
『え?』
俺は水道の上にある鏡を見て確認した。
本当だ、、。顔が紅い、、。熱さが引いても、顔は紅かった。
だからみんな俺の顔を見て何か言ってたのか。
でも、なんでこんな、、。
そう思ったら俺は飛雄の笑顔を思い出した。
いやないない。おかしいだろ。
なんで笑顔なんかでこんなに顔が紅くなるんだよ。
きっと、走ってきたせいだ。
『いや、なんでもない。早く行こーぜ。』
早乙女「え、お、おう??」
気の所為だと思いながら、次の移動教室まで早乙女と向かった。
月島(Aの顔紅かったなぁ。君たちワンチャンあるかもね。まあ、そんなこと王様には絶対言わないけど)
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nano | 作成日時:2020年9月9日 18時