キラキラとまぶしいね、君は「影山飛雄」 (ページ27)

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校門の方に向かうと、さっきの及川さんと烏野の人たちがいた。
何か話していたため、邪魔になってはいけないと思い、話が終わるのを陰で待った。
話が終わったと同時に月島に声をかけた。

『月島！！』

月島「あ、A」

『試合お疲れ！勝っておめでとう！』

月島「ありがとう」

及川「あれ？君、さっきギャラリーにいた子だよね？烏野だったんだ！マネージャーとか？」

『え、あ、いえ、試合見に来ないかって誘われて』

及川「え、そうなんだ！！てか、君かわいい顔してるね！良かったら連絡先交換しない？」

まさか、サーブ凄い人に連絡先交換しないとか言われるとか思わなかった。
てか、絶対需要なくね？俺の連絡先とか。
青城の人たちって、さっきの女子もだけど積極的というかフレンドリーすぎるだろ。
断ろうとしたその時だった。

影山「及川さん、そういうのは困ります。」

黒髪君が俺の代わりに断ってくれた。

及川「え、なんで、飛雄にそんなこと言われないといけないのさ～、！」

黒髪君の名前、飛雄っていうんだ。
断ってくれて助かったけど、なぜ飛雄君が断るのかが不思議で首をかしげてしまった。

影山「嫌がってるじゃないですか。」

及川「え、嫌がってたの？えー、及川さんショック、、。」

岩泉「おい、くそ川！何してんだお前！他校の後輩いじめんてんじゃねええ！！」

及川「ちょ、岩ちゃん、引っ張んないでよ！しかもいじめてないし！！またね、Aちゃん！！」

岩ちゃんっていう人の後ろに二人くらいの男子がいて、飛雄君のことをチラチラ見ていた。

そしてその二人は、飛雄君を見て話した。