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私に護衛がついて約1ヶ月が経った

十四郎さんの護衛はあの日以来1度もなかった





「Aさん、お客です!」





山崎が廊下から私を呼ぶ

そろそろ夏本番
部屋の扉は風を通すために開けている。



___そう言えば、今日の夜は雨が降るんだっけ




山崎に礼を言って番傘を片手に門へ向かう











.


.


「姉御2〜!」


「神楽ぢゃ...ん゛」


「神楽ちゃん!
 そんなにキツく抱きしめたらAさんが...」


「そうだよ神楽ちゃん?
 銀さんだって本当はお前みたいに
 Aちゃんの事ぎゅーってしたいんだよ?」


「うるさいネ、どーてーとすっけべマダオ」


「...離れろィ」





後ろから総悟の声が聞こえて
神楽ちゃんを私からベリベリと離した





「出たヨ嫉妬男」


「うるせェ。
 これ以上Aさんに手ェ出すんじゃねェぞ」


「ふふ、総悟ったら
 今日は3人に護衛してもらうだけじゃない」




威嚇する様な顔をしている総悟の肩に手を置くと
肩の力が抜けて私を見た






「...心配でならねェぜ。
 サボりがてら行っても良いです...」


「サドはお断りネ!」





あっかんべーとした神楽ちゃんと
大きな舌打をした総悟が睨み合っている





「じゃあ、明日の朝帰るからね」


「...気をつけて、」





神楽ちゃんに手を引かれ、屯所を後にした














.


.


No side


「...まーまー心配しなさんなって総一郎君!」



その場に取り残された銀時は沖田にそう言った




「旦那ァ、
 絶対Aさんを危険な目に合わせないで下せェ」






真剣な目つきで銀時を見る沖田

それに応えるように銀時も沖田を見る






「俺からの...俺たち(真選組)からのお願いでさァ」


「お前ら...」


「総悟、始めるぞ。さっさと来やがれ」





煙草を口に咥え、土方が沖田を呼ぶ

Aのいない屯所内は緊張感で張り巡らされていた






「何するつもりだよ、」


「仕事でさァ」






沖田は土方の方へ向かった

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アリス(プロフ) - 土方さんと夢主の掛け合いが面白くて好きです。続きが読みたいのでパスワードを教えて頂けませんか。 (2023年3月1日 18時) (レス) id: fa39a80a2b (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - とても面白く読み入ってしましました^_^続編が見たいのですがパスワードを教えて欲しいです! (2023年1月15日 0時) (レス) @page32 id: 461476dfbe (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 初めまして(*^^*)とても面白くて一気に読んでしまいました(*Ü*)続きがとても楽しみです! (2021年12月16日 8時) (レス) @page32 id: 11788a0a7e (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - すいません!続編を読みたいのですがパスワードを教えて欲しいです! (2021年5月20日 3時) (レス) id: 2d7922dff3 (このIDを非表示/違反報告)
紅華 - 鬼嫁に番傘のパスワード教えてください! (2020年12月10日 18時) (レス) id: f59dac198f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なんぱん | 作成日時:2020年5月29日 0時

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