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数日後
in スナックすまいる
営業開始前の準備中
私とお妙ちゃんはいつものように話をしていた
「Aちゃん明日お休みなの?」
「そう!久し振りのお休み、満喫してくるね」
「よかったわね!でもなかなかお休み被らなくて残念だわ。早く"おしゃピク"したいのに」
「お、"おしゃピク"って、お互いがお料理持っていって"おしゃれにピクニック"することだよね?」
「そうよ、卵料理は私に任せて!」
あ゛ぁ、お妙ちゃんの
「お妙さんの料理ならなんでも食べるぞ!もちろんAのもな!!」
書き慣れた声が背後から聞こえてきて、妙ちゃんの形相が急変したのに気がついた
「どこから入って来たクソゴリラァァァァァ!」
その声と共に、お妙ちゃんの回し蹴りが、お兄ちゃんの右頬にジャストミートした
「誰もお前とおしゃピクするって言ってねえんだよ!」
近藤さんの胸ぐらを掴み片手で持ち上げるお妙ちゃん
そして地面に叩きつけられるゴリラ!
ストーカーはもう起き上がれないようd「なに実況してるの!?」
「ごめんねお妙ちゃん、いつもバカゴリラが...」
「Aちゃんは悪くないわ!あのゴリラが悪いのよ。さて、ゴリラが動物園から逃げ出したって警察に通報しなきゃ」
「バイバイ近藤さん」
※その後ゴリラは無事に動物園に戻りました。
営業開始1時間後
イケメンのお客さんでも来たのか、みんなの声が甲高くなり、店がザワつき始めた
「またAちゃん目当ての客さんよ」
「な訳ないじゃない」
椅子の後ろ同士で接客をしてたお妙ちゃんと小声で言葉を交わした
「お妙ちゃん!指名入ったよ!」
フロントのおっちゃんがお妙ちゃんを呼んだ
彼女はまさか自分が呼ばれるとは思っていなかった様で、少し驚きながらも其方へ向かって行った
.
.
「俺だって来たくてこの店来てるんじゃねェんだよ」
聞き飽きた声がする
仕事仲間達が来店を喜んでいた人兼、お妙ちゃんを指名した相手は十四郎さんだった
「またゴリラとの縁談話ですか?嫌だって何千万回も言ってるじゃないですか」
「お願いだ。また近藤さんが本物のゴリラと見合いさせられそうなんだよ」
「いいじゃないですか。ゴリラにはゴリラ、お似合いですよ」
お兄ちゃんが本物のゴリラとお見合い...!?
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なんぱん(プロフ) - 眠都さん» ご指摘ありがとうございます!更新の励みです!ありがとうございます!! (2020年5月25日 12時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
眠都 - すっごくごめんなさい。本当にごめんなさい。私生粋のバンギャなのでツッコみますが、ヘッドバンクじゃなくてヘッドバンキング(ヘドバン)ですよ!でも何でもいいや。この作品凄く面白いので!(^^) (2020年5月25日 2時) (レス) id: 1ae63c8e97 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 木乃伊さん» コメントありがとうございます!!嬉しい限りです!泣 頑張ります! (2020年5月14日 23時) (レス) id: 968b5c5eb6 (このIDを非表示/違反報告)
木乃伊(プロフ) - とっっても面白いです!更新頑張って下さい! (2020年5月14日 22時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 光華さん» 土方さんのリクエストありがとうございます!!これからストーリー考えていくので更新できるの待って下さると嬉しいです!! (2020年5月14日 19時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なんぱん | 作成日時:2020年5月10日 0時