【銀魂】局長の妹は江戸のマドンナなり

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「お、俺に団子買ってきてくれたんですか！」


「だって山崎のお金だもん。本人に買わない訳ないでしょ」


「これ家宝にしますら部屋に飾ります！「腐る前に食え」




屯所に帰って来たのは午後4時半ぐらい

そろそろ用意して仕事に行かなきゃ



「山崎、団子うまかったぜ」


「沖田さんの分も買って来たんですか？」


「総悟が付き添いに来てくれて、その時にお団子食べて帰って来たの」


『隊長！』


「モブ共にはどうしようもできねェでさァ」





総悟の一言で隊士達の不満や文句の声が一層大きくなり、仕舞いには手が出る始末に。





「うるせェこちとら済ませなきゃいけねェ書類が山ほどあるっていうのに」


『副長！！(汗)』


「土方さーん、書類トイレに流しときやしょうか？「そっちの済ませるじゃねェんだよ！？」



ニコチン中毒キターーー



この世でタバコが1番似合うと言っても過言じゃないこの男___土方十四郎




「お、美味そうなもんがあるじゃねェか」



そう言って携帯用マヨを団子にひとかけした



「あっ、それ俺の家宝っ...」



山崎の言葉を最後まで聞かず、十四郎さんは団子を2本丸ごと一気に食べた



「なにしとんじゃボケェェェェェ！」


「ｸﾞﾎｫｯ！」



彼の背中に思い切り蹴りを入れると、普通に飛んで行ってしまった



「痛ェ！このクソ怪力女！」


「山崎の言葉聞こえませんでしたか！その団子！私が山崎のために自腹切って買ったんです！「いや元はと言えば俺の金ですけどね！」それをただのマヨラーに味変されて団子も可哀想でしょ！」


「マヨネーズを侮辱するんじゃねェ！切腹させんぞ！」



額に青筋を浮かべて十四郎さんは睨んでくるけど、それに負けじと私も睨み返した

すると顔を下げ深い溜息を一度吐き、もう一度顔を上げた



「今度山崎に団子奢らせるから今回は許せ「俺が奢るんかいィィィ！」


「わかったなら早く書類トイレに流して「だからそっちの済ませるじゃねェんだよ！」

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