【銀魂】局長の妹は江戸のマドンナなり

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12月23日



お仕事の前にお妙ちゃんと2人で
みんなのクリスマスプレゼントを買いに、大型スーパーに来ている





「それで...Aちゃんのクリスマスには予定が入ったのかしら？」



彼女のその質問によって、体が硬直する。

そんな私を見て、彼女は微笑んだ





「入ってないって事ね」


「もとはも言えばオーナーの所為なのよね。なんで25日だけシフト外すかな、」


「彼氏と過ごさせてあげたいっていう優しさよ」


「いない身からするとありがた迷惑なんだよね」





クリスマス期間は季節的にも時給アップでだし、
"どうせ"彼氏もいないから
去年までは毎日入ってガッポガッポ稼いでいた。





「今年はAちゃんの分も私が稼ぐわね」


「頼んだよ...」





そんな話をしながら、私達食料品売り場へ向かった






　
「でもAちゃんは大変ね...。
　真選組の皆様にあげなきゃいけないなんて」





いくらお金があっても足りないわよと言って、お妙ちゃんは少し困った顔をした





「でもね、お世話してる近藤、土方、沖田にはちゃんとしたのあげるんだけど、他の隊士達は食べ物なんだ」





そう言って私は大量のお菓子をカゴに放り投げた

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