検索窓
今日:3 hit、昨日:38 hit、合計:130,061 hit

18 ページ20

「そこにいるのはサンタですかィ?」




沖田が起きた、!

アイマスクを外そうとしたのを、急いで阻止する




「Aさんですよねィ?」


「なんで、」


「知ってやすよ。Aさんが毎年サンタしてたってゆーの」




彼は阻止していた私の手をとり、アイマスクを取った




「おかえりなせェ。仕事お疲れ様でさァ」




そう言って、いつもの様に彼は笑った




「...いつから知ってたの?」


「ずっと前から知ってやしたよ」


「そうなの?てっきり信じ込んでるかと」


「そこら辺のニコチン野郎供と一緒にしないでくだせェ」





確かに...
大人になってもサンタ信じてる人って皆ぐらいだよね





「なのに俺らは、Aさんにお返しの1つもあげてねェ」」


「それは私が毎年仕事に行ってていないからよ」


「そんな言い訳に過ぎやせん」




すると総悟は近くに置いてあった細長い箱を私に持たせた




「これは?」


「開けてみてくだせェ」


「辺なモン入ってないよね...?」


「そこまで俺ァ腐ってねェです」




彼は口を膨らませた

みんなの前では超ドSだけど
私からしたらまだまだカワイイ男の子だ






「これ、総悟が私に...?」



中には赤と黒の簪が入っていた

すごく綺麗で、見惚れてしまうほどの...



「もちろんでさァ」




嬉しそうに笑う総悟

嗚呼、なんていい子なんだろう__


私は早速お団子にプレゼントを挿した






「やっぱり...絶対似合うと思ったんでさァ」


「ありがとう総悟。なんてお礼したらいいか...」


「綺麗です。こっち向いてくだせェ」
 
 



言われるがままに総悟の方を向く


彼が此方へ寄ってきて、私を包む




...包む!?







「体、冷えてやすよ。寒いですもんねィ」


「...温めてくれるのね、ありがとう」




ミツバちゃんがいなくなってから、
人に甘える事をしてこなかったんだと思う。






「プレゼント、ありがとうございます」


「こんな...いつでもするよ」




ギュッと着物を握られる

姉代わり、とまでは言わないけれど、
少しでも総悟の心が休まるといいな。

19→←17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
188人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 土方十四郎 , 沖田総悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なんぱん(プロフ) - 眠都さん» ご指摘ありがとうございます!更新の励みです!ありがとうございます!! (2020年5月25日 12時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
眠都 - すっごくごめんなさい。本当にごめんなさい。私生粋のバンギャなのでツッコみますが、ヘッドバンクじゃなくてヘッドバンキング(ヘドバン)ですよ!でも何でもいいや。この作品凄く面白いので!(^^) (2020年5月25日 2時) (レス) id: 1ae63c8e97 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 木乃伊さん» コメントありがとうございます!!嬉しい限りです!泣 頑張ります! (2020年5月14日 23時) (レス) id: 968b5c5eb6 (このIDを非表示/違反報告)
木乃伊(プロフ) - とっっても面白いです!更新頑張って下さい! (2020年5月14日 22時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 光華さん» 土方さんのリクエストありがとうございます!!これからストーリー考えていくので更新できるの待って下さると嬉しいです!! (2020年5月14日 19時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なんぱん | 作成日時:2020年5月10日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。