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事件解決 ページ37

一方その頃、女に襲われたと思われていた、ビビり2人組は茂みの中に身を潜めていた


ガササッ


「「…………」」


2人同時に出て、あたりを数秒見回した後、小さなため息をついた


「てめぇ、生きてやがったのか」


銀時がいうと、土方は面倒そうにいった


「お前こそ悪運の強い野郎だ」


「あ、あれはどこいった」


なかなか火のつかないライターに若干イライラしながらも、土方は答えた


「知らん。他の連中の方に行ったんだろ」



「………実は俺、あいつ背負ってた時にメンチ切ってたんだよ、ありゃ効いたな」



「ああ"?そんなもん俺なんかあいつと走ってる時ずっと頬つねってたっつーの」


正直、そんな話は心底どうでもいい


その時、二人の耳にかすかな音が聞こえた


………何の音だろうか、まるで物差しを机の端で弾き飛ばしているような音だ


段々と大きくなっていったその音にイラついた二人は同時に声を荒げると、そこには先ほどの二人に背負われていた女が羽を生やして飛んでいたのだ


突然のことに驚いた二人は突進してくるそれをギリギリで避けた


「おおおい!あんなんありか!?飛んでんじゃねぇか!!」


「ななななな、何お前!?ひょひょひょ、ひょっとしてび、ビビビビビってんの!?」


「ば、ばばばば馬鹿言うな!」


ちょー吃りながら言い争う2人に、女は優雅に空を飛んでいる


それを見た銀時は


「よ、よーしそこまで言うなら仕方ねぇ、お前は奴を引きつけとけ、お、おおお俺はあれ、あれ持ってくる」


明らかに見え透いた嘘をついている銀時に土方は静止の言葉をかけた


「てめッ!ふざけんなづらかるつもりだろ!」


「ち、違ぇよ!ほら、アレだ!バズーカで撃つ!」


「バズーカなんてどこにあんだよ!!
てめぇだけ逃げようたってそうはいかねぇ!!」


そういいながら土方は銀時を羽交い締めにした


そして、銀時にバックドロップを仕掛けたのだ


ちょうどそこに、突進して来た女が銀時と激突した


「敵前逃亡は士道不覚悟だ。もう一変侍やり直すんだな」


そういう土方に銀時は先ほどのバックドロップの巻き添いになった女を土方に投げつけた


「ケッ!俺に侍道語るなんざ、100年早ぇんだよ」


唾をペッと吐いた銀時は土方に目を向けると、そこには土方と女が横たわっていた


それを見た銀時は先ほど自分が投げたものはものではなく人だと、今しがた思ったのだった

似た者同士→←実は……



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ミリア - すごく気に入った作品で良かったですもし他の作品を今後作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンかディーグレイマンの作品にトリップかコラボした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さいね (2017年8月11日 15時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫(プロフ) - ありがとうございます!良かったです!! (2015年9月4日 19時) (レス) id: 519459e593 (このIDを非表示/違反報告)
大和撫子♪銀ちゃん大大大大大好き!!!!!!!о(*^∀^*)о - 総悟の口調あってますよ!大丈夫です! (2015年9月4日 18時) (レス) id: bf892f9143 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白桜姫 | 作成日時:2015年9月3日 20時

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