追いかけ続けた背中は ページ23
____________。
何もない、只々暗くて、怖くて、そこから目を逸らした
________ここは、どこ？
何も。何も。見えなくて_____
_______ふと、光が差して、上を見た。
眩しくて、良く見えないけど……
どこか見覚えがあったその後ろ姿は………
"さぁ、行くぞトシ！
我ら新選組の力、目に物見せてくれる！"
"おい。近藤さん
あんまり逸るな、あんたは大将なんだからドンと構えててもらわねぇと"
"む？そ、そういうものか？"
髪を上の方で高く結んで浅緋色の羽織を着ている男二人の大きな背中が見えた
………………。
"いいじゃないですか
近藤さんの好きなようにさせてあげましょうよ
わざわざもったいつけなくたって、近藤さんが大将なのは変わらないんだし"
"無茶を言うな総司。
副長のおっしゃることは正しい、名を立てるには心構えというものが必要だ
"わかってるよ。
土方さんがお節介の心配性だってことは嫌というほどにね"
"総司！……てめぇな！"
沖田さんが嫌という言葉強調するように言うと、土方さんが沖田さんに怒鳴りつけようとしていた
"ははは、二人ともよさんか"
それを近藤さんが陽気な笑い声で止めた
"あーあ、またやってるよ。
たく相変わらずだよな"
"ありゃ年中行事みたいなもんだ
ほっとけ、ほっとけ"
"そうだなぁ。
んなことより今日は誰が一番大手柄をかけるか、賭けねぇか？"
"賭けにもなんないってそんなの。
俺に決まってんじゃん"
"おーおー、言うじゃねぇか平助"
"大口叩く奴に限ってって………なぁ？"
"誰が大手柄でも構いませんが、その辺にしてください"
"ここが肝心なんです
私達新選組の道は、今このときから始まるのですからね"
_______待って。
________行かないで。
_______もうその背中を見るのは嫌なの。
________ねぇ、お願い待って！
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ミリア - すごく気に入った作品で良かったですもし他の作品を今後作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンかディーグレイマンの作品にトリップかコラボした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さいね (2017年8月11日 15時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫(プロフ) - ありがとうございます！良かったです！！ (2015年9月4日 19時) (レス) id: 519459e593 (このIDを非表示/違反報告)
大和撫子♪銀ちゃん大大大大大好き！！！！！！！о(*^∀^*)о - 総悟の口調あってますよ！大丈夫です！ (2015年9月4日 18時) (レス) id: bf892f9143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桜姫 | 作成日時：2015年9月3日 20時
