不器用な口実 ページ22
総悟君に連れられてやってきた道場には人がたくさん集まっていた
私の紹介も終わり、みなさん軽く気兼ねなく話してくれてる
………ここも優しい人たちばっかりなんだな
「千鶴、飲んでやすかィ?」
「うん?でも、私は飲めないから、ご飯だけ」
「へぇーもったいないねィ
千鶴と酒で話し合いたかったのに」
「あははさ、ごめんね
総悟君は総悟君で話し合える人のところに行ってきていいよ」
私がそう言うけど、総悟君は私の側から動こうとしない
「?あの、総悟く________」
「あー、なんか急に立ちくらみガードウシヨー」
そういって総悟君は、私の隣に座った
「……?総悟君?」
「うるせぇよ、酒が回ったっつってんだ、大人しくそこに座ってなせェ」
総悟君は私の肩に頭を預けた
………一緒にいてくれているのだろうか?
……だとしたら、不器用なんだなぁ
「ありがとう、総悟君」
「意味がわかりやせんね、俺はただ酒に酔って肩借りてるだけでさァ」
「ううん、それでいいよ、それでもすごく嬉しい、から」
私がにっこりと笑うと総悟君はニヤリと笑い
「はっ、変な奴」
そう言って、また私の肩に顔を沈めた
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ミリア - すごく気に入った作品で良かったですもし他の作品を今後作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンかディーグレイマンの作品にトリップかコラボした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さいね (2017年8月11日 15時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫(プロフ) - ありがとうございます!良かったです!! (2015年9月4日 19時) (レス) id: 519459e593 (このIDを非表示/違反報告)
大和撫子♪銀ちゃん大大大大大好き!!!!!!!о(*^∀^*)о - 総悟の口調あってますよ!大丈夫です! (2015年9月4日 18時) (レス) id: bf892f9143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白桜姫 | 作成日時:2015年9月3日 20時