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義理の姉 ページ19

なぜ、ここにいるのか、今までどうしていたのか、穴に落ちてここに来た、ということ以外の経緯(いきさつ)を千鶴は話した






「はい、これでよし」




新八が怪我をした千鶴の手当を終えた




「ありがとう、新八君」





千鶴がそういうと、新八は一礼して、救急箱を元の場所に直しに行った




「ふーんなるほど、税金泥棒のところにねぇ」




「うん、その、道に迷ってたら、トシさんと総悟君に屯所まで保護してくれて、それで」




銀時は千鶴がいった真選組の副長と一番隊隊長の名前を聞いて眉を寄せたが、またすぐに元に戻った




「それより、銀ちゃんとこの姉ちゃんはどういう関係アルか?

姉ちゃんは銀ちゃんのこれアルか?」





神楽が小指を立てていった
それに千鶴は首を横に振りいった





「違うよ、私は銀君______えと、銀時さんの姉の、雪村千鶴っていうの、よろしくね神楽ちゃん」





「ヘェ〜、銀ちゃんに姉貴なんていたアルな!

しかも、超美人アル!」





そういう神楽に千鶴は照れながら礼を言った





「それよりよぉ、千鶴、お前今までどこに______」





「あ、そう!それなんですけど、大江戸すーぱーの道がわからなくて」



千鶴は銀時に土方達と会う前のことをこれ以上聞かれないために、話題を変えた



「それじゃ僕たちが案内しますよ!ね?そうしましょうよ銀さん!」





「あ?あー、そうだな。
こいつ土地勘全然わかってねぇみたいだし、ちょうどいいか」





銀時は最初、千鶴が伏せたことに眉を寄せていたが、新八の言葉にその話は無くなった




千鶴はそのことに軽く息を吐いた




「というか、銀さんお姉さんいたんですね。全然似てませんけど……」




神楽と千鶴が楽しく喋りながら、前を歩いているその後ろで、新八は銀時に耳打ちした




「………ああ、ま。姉って言ってもあいつが勝手にああ言ってるだけだよ
まぁあながち外れちゃいねぇが、近所の姉ちゃんみたいなもんか」




「へぇ、そうなんですか」




まぁ、普通の反応だろう。
そもそも千鶴と銀時はあまり似ていない、これで姉弟と言われても疑ってしまうレベルだ




ん?ちょっと待てよ




「ってことは千鶴ちゃんって銀さんの幼馴染何ですか?」




「…………まぁ、そうともいうな」




銀時が新八の問いかけに答えると、千鶴の顔を見て、目を細めた

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ミリア - すごく気に入った作品で良かったですもし他の作品を今後作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンかディーグレイマンの作品にトリップかコラボした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さいね (2017年8月11日 15時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫(プロフ) - ありがとうございます!良かったです!! (2015年9月4日 19時) (レス) id: 519459e593 (このIDを非表示/違反報告)
大和撫子♪銀ちゃん大大大大大好き!!!!!!!о(*^∀^*)о - 総悟の口調あってますよ!大丈夫です! (2015年9月4日 18時) (レス) id: bf892f9143 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白桜姫 | 作成日時:2015年9月3日 20時

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