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犬派か猫派 ページ13

土方は車内の中車を走らせていた


先程の近藤との会話を頭に流していた




__________『はぁ!?そんなこと、正気か!?近藤さん!

あいつは、身元も何もわかんねぇんだぞ!!

そんな奴を_______』


『いや、あの子しかいない、あの子じゃないとダメなんだから、』


いきなり言われた言葉に、土方は混乱し焦りを覚えた


『と、いうわけでトシ!
千鶴ちゃん連れ戻してきてぇ〜』


『は、はぁぁぁぁ!?』


そういわれて、土方は半ば無理やり車に入れられ、いやいや千鶴を探すことになったのだ


_______ったく、あの人は、正気かよ。


と、誰に向けるだもなく毒を吐いた



暫くして、走らしていると
大通りの中心で人混みができていた


見ると、小さい子供が天人ににぶつかって服を汚してしまったらしいのだ


状況をいち早く見た土方は、輪の中に入ろうとするが、よく見るとそこには一人の女が子供をかばっていた



「あいつ、何してんだ!」


そう叫ぶが、人々の行き交う声にかき消されてしまった


「どけ!女、そいつは俺の服汚しやがったんだぞただで生かしちゃおけねぇ!!」


「この子だけに非はないはずです!

それに、あなたも前を見て歩いていなかったでしょう?」


「っ、この女っ!ぶっ殺してやる!」


一人の天人が刀を抜こうとするが、


「まぁ、待てよ。
すまんなお嬢さん、けど俺達もそんな人がいいわけじゃねぇんだ

どうしてもその餓鬼助けてぇなら、そうだな〜体で払うとかな」


天人達はは声高々に笑い始めた
千鶴はその舐めるような視線に少し嫌悪感が湧き出てきた、


あそこにいるのと何ら変わりない、欲望の塊のような目が千鶴は大っ嫌いだったのだ


「まぁ、好みも人それぞれだしな嬢ちゃんがいいっていうんなら俺たちもいいんだが、」


そこまで、言われて千鶴は


「ご、ごめんなさい。
私、犬派じゃなくて猫派なんです」


「いや、そっちの好みじゃねぇよ!!」


と、勘違いをしていたのだ
どうやら千鶴は犬派か猫派かどちらか好みでと聞かれて、
しかも体で払うは撫でさせてくれるという意味だと思ってしまったのだ


え?何この人たち本当はすごくいい人たちなんじゃ、と、勘違いし始めたのである


そして、そのまま本音を言ってしまったのだ
それに、怒った天人達は刀を千鶴に向け斬り付けようとしてきたが……


「おい!てめぇら!そこで何してる?」

美しく、儚いその姿→←あなたの面影



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ミリア - すごく気に入った作品で良かったですもし他の作品を今後作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンかディーグレイマンの作品にトリップかコラボした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さいね (2017年8月11日 15時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫(プロフ) - ありがとうございます!良かったです!! (2015年9月4日 19時) (レス) id: 519459e593 (このIDを非表示/違反報告)
大和撫子♪銀ちゃん大大大大大好き!!!!!!!о(*^∀^*)о - 総悟の口調あってますよ!大丈夫です! (2015年9月4日 18時) (レス) id: bf892f9143 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白桜姫 | 作成日時:2015年9月3日 20時

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