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会話が途切れて沈黙の中、流れる景色はキラキラ揺れて、この瞬間が特別に見えるのはきっと私一人じゃないからなんだろうなということは、今はもうわかる。
「………つーかさ…何で須藤くんのベッド？」
倫也さんがポツリと呟いた。
「………あー全然覚えてない…多分朝方トイレ行った帰り寝ぼけてて部屋間違えたんじゃないかな」
「にしても普通気づかない？」
「気づかなかったなぁ」
「触って気づいたの？」
「あー……なんかいつもと違うなぁとは……いやでもそんなガッツリ掴んでないよ？」
「へぇ………」
「だからその顔怖いからやめてってば」
「俺のせいじゃないでしょ」
「……………明日仕事だからね私」
「知らねー」
「次の日仕事の日は考えてくれるって言ったじゃん」
「今日は無理かなぁ」
倫也さんはぐいっとハンドルを切って追い越し車線に出た
「……………結構怒ってる？」
「いや？」
「……じゃあ何？」
「いじめたくなってるだけ。」
「なんでよ」
「なんででしょー」
「……………セーブしてよね…」
「A次第じゃない？」
「どうしろと？」
「じゃあ何してくれんの？」
「………何、してほしいの…？」
「言ったらしてくれるなら言う。」
前を向いたままの倫也さんを見れば、そういう顔をしている
「……………」
「あはははは！マジで嫌そう」
「倫也さんて普通に変態だよね」
「普通に変態ってどっちなのよ」
「最初の頃思ってたのよりもだいぶ本当の変態って事 ん、サービスエリア見えてきたね！すど…………」
後部座席を振り向けば、帽子を目深に被ったまま口元がニヤけているのが見えた
「……………あんたいつから起きてたの……」
「まだ寝てまーす」
「起きてんじゃん」
「ふふふ……」
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南季(プロフ) - おこげさん» おこげさんお久しぶりです！またコメントありがとうございます♪ 書いてる私が一番変態なので変態センスは結構あるのかもしれません笑 寂しい日々のお話、もうしばらくお付き合い下さい〜！ (2020年11月1日 17時) (
レス) id: 2f4c017e2e (このIDを非表示/違反報告)
おこげ(プロフ) - お久しぶりです。毎日見てました！ここ最近はこんな感じでお話の寂しさはありますが、相変わらずセンスの良さが読んでて伝わってきます。変態って言わせるための流れ、思いつきがすごい…明日も楽しみにしています！ (2020年11月1日 2時) (レス) id: e1a6356b83 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - るーーさん» 当たらないと言われるとニヤニヤしちゃいますね笑 そして初回の方も読み直してくれてるんですね！おかわり嬉しい〜！！ 今後どんな展開になっても温かい目で見守って下されば幸いです…笑 (2020年11月1日 1時) (レス) id: 1be35b4939 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - ゆずはさん» 今回は倫也さんをひたすら追い詰めていくシリーズになってますからね笑 二人はこの先どうなるんでしょう…笑 シリアス楽しんでくれて嬉しいですっ！！笑 (2020年11月1日 0時) (レス) id: 1be35b4939 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - はるさん» はるさんまたコメントありがとうございます♪ 最近切ないばっかりなのでちょっと遊んでみました笑 (2020年11月1日 0時) (レス) id: 1be35b4939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2020年10月12日 20時
