141〜須藤side〜 ページ30
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「…そういえばこないだのごめんって何ですか？」
「？」
「電話で謝ってましたよね」
目を逸らすAさんに無意識に身構えれば
「…嫌い、って、言ったから」
「？」
「病院で須藤に、色々酷い事…、だから、ごめん」
「あれは俺が騙して連れてったんで」
「でも、ごめん」
「そんなの全然…」
「嫌いじゃ…ないからね？」
恐る恐る上目遣いで見上げるこの生き物に胸の奥がまた
締め付けられて、俺は多分この人に一生敵わないんだろ
うなと思って、同時にカチリと何かが入るのがわかった
「嫌いじゃないなら何なんですか？」
「え？」
ずるい事を言えば、今日は多分ダメだなと頭の片隅で
もう一人の自分が言ってビールを置いた
「嫌いじゃないなら…」
「うん」
「…………好き？」
「うん？」
「うん？？」
彼女の頬に手をやれば
きょとんと酒で潤んだ瞳に俺が映って
「もっかい言って」
「……好き…？」
「うん」
「……すき…須」
言い終わる前に口を塞げば満腹だと性 欲も満たされる
なんて言った奴誰だよとまた頭の中の俺が喋って
あぁでもこれは性 欲の方じゃないかもしれないなとか
思いながら押し倒した
両手を繋いでするキスは肉じゃがとビールの味がして、
湧き上がる二つのものは一緒なのに
「っ、ぁ」
首筋からはボディソープの甘い香りと、明るい電気に
白い肌がほんのり桃色になっているのがわかる
「ま、って、」
「電気？今日は酒飲んでるからいいんじゃないの？」
「ちがう、」
「じゃあもう一本飲みます？」
「じゃなくてっ、」
胸のファスナーに手を掛けたら止められた
「わかりました消し…」
「約束っ！」
「？」
「………約束したやつ、」
「約束…？」
俺のウエストゴムを引っ張って睨む目を見れば
「……今日は私がする。」
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南季(プロフ) - ビーンズさん» ビーンズさんこんにちは！すみませんお名前とは誰の名前でしょうか…？(>_<) (6月28日 21時) (
レス) id: 14d9721bb1 (このIDを非表示/違反報告)
ビーンズ - お名前お借りしてる時点で二次創作ですよ。オリ／フラ外しをお願いします。どうかどうか (6月28日 17時) (レス) id: a351f178e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2023年6月23日 21時
