135〜須藤side〜 ページ24
〜須藤side〜
電話を切れば顔を覆ってその場にしゃがみ込んだ
「…………はぁ…、、」
深いため息が出れば
さっき飲んだ濃い焼酎がもっと頭をめぐる気がした
「………須藤？大丈夫か？」
専務の声が聞こえて、スマホをしまって立ち上がった
「…すみません今戻ります」
「……」
「？何ですか」
専務は俺の顔をまじまじと見ていて
「……何か良い事あった。」
「別にないです」
「女？女だろ。最近顔変わったもんなお前」
「そういうの今の時代ハラスメントになりますよ」
「固いこと言うなよ」
「専務は少しそういうの気にしとかないといつか足元
掬われますよ」
「そん時はお前がフォローしてくれるんだろ？」
「俺にそんな力ないの分かってるじゃないですか。
リスク管理は自分でして下さい」
「はいはいはい。で、まだいける？」
「はい」
「お前の斜め向かいの部長さん。ワインでやっと酔ってきたからアレの情報出来るだけ聞き出しといて」
「了解です」
「で、あの社長どっから崩せると思う？」
「………猫」
「？」
「さっき席立った時見たら待ち受け猫だったんでそこから攻めたらどうですか？」
「猫か……」
「多頭飼いしてるっぽいです。品種はアメショ二匹と、
あ〜…多分マンチカン」
「じゃあ久々にあれ使うか…。ほれ」
水を渡されて一気に飲み干せば、これから始まる水面下の戦いに頭を仕事モードに切り替えた
「じゃいくぞ」
「うっす。」
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南季(プロフ) - ビーンズさん» ビーンズさんこんにちは！すみませんお名前とは誰の名前でしょうか…？(>_<) (6月28日 21時) (
レス) id: 14d9721bb1 (このIDを非表示/違反報告)
ビーンズ - お名前お借りしてる時点で二次創作ですよ。オリ／フラ外しをお願いします。どうかどうか (6月28日 17時) (レス) id: a351f178e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2023年6月23日 21時
