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「……………さん……Aさん」
「ん…」
「Aさん起きて」
「んん…、あとごふん…や……じゅっぷ…」
「寝坊しました、」
「……え？」
パチンと目を覚ませばボサボサ頭の須藤が
焦った顔でワイシャツを着ていた
「え？何時？」
「9時」
「えっ！？」
「服着て、車で行く」
最低限の用意をして家を飛び出せば車に乗り込んで
時計を見れば起きた時点で分かってはいたけど
「めちゃくちゃ遅刻…須藤遅刻とか初めてじゃない？」
「かな…」
「朝ご飯どこかで買う？ってそんな時間ないか、え？
これ二人で一緒に出勤したらバレない？」
「あぁ…」
「私少し遅れて行こうか？」
「いえ…」
さっきから曖昧な返事をする須藤はもしかして
「………遅刻初めてでちょっとパニクってる？」
「ですかね…」
「あはは！でも髪セットしたんだ？」
「一瞬で出来るんで」
「メイクも一瞬ならいいのにな〜」
「すっぴんでも十分可愛いですよ」
「でも社会人としてさ」
「後で出来ますから」
「後って？」
「でもよだれの跡だけ消した方がいいと思います」
「えっ！」
口元を拭えば笑った横顔はどこか余裕そうで
「でもこれは須藤のせいだよね？」
昨日は2回で終わったのに朝方にも起こされて、という
より襲われて？まだ外が薄暗い中、3回目のそれは半分
寝ぼけてた気がする
「すみません……身体平気ですか」
「それ須藤が言う？」
「すみません」
「無理させたくないんじゃなかったんですか〜」
「起きたら隣に裸のAさんがいたんで」
「は？」
「すみません」
絶対反省してないじゃんと突っ込めば
「……………Aさん、すみません」
「いいよもう」
「先に謝っときます」
「先じゃなくて後じゃん」
「すみません」
「？」
ガタンと駐車場入口に入って前を見れば
「……」
「すみません」
「……」
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南季(プロフ) - ビーンズさん» ビーンズさんこんにちは！すみませんお名前とは誰の名前でしょうか…？(>_<) (6月28日 21時) (
レス) id: 14d9721bb1 (このIDを非表示/違反報告)
ビーンズ - お名前お借りしてる時点で二次創作ですよ。オリ／フラ外しをお願いします。どうかどうか (6月28日 17時) (レス) id: a351f178e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2023年6月23日 21時
