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「あっち着くまで時間あるから寝てていいよ」
ってみっくんがふわっと笑って言った
その笑顔を見たからか
なんだか安心感が湧いてきて
気づいたら夢の中だった
「…たぞ、起きろA」
「んぅー……」
みっくんの声がして
眠たい目をこすりながら
目を開けると
「えっ！？…どういうこと？」
窓の外を見るとそこは私の家だった
「実は、これは全部Aの執事の宮田から頼まれたことなんだよ」
「…みやっちが？」
「Aが親が2人とも忙しくていつも寂しそうだから、
誘拐犯の振りをしてどこか行ったことのない楽しいとこに連れてってあげてほしいって言われて…」
「……それ、ほんと？」
「うん」
「じゃあ、みっくんは誘拐犯じゃないの？」
「そうだよ」
それを聞いたとたん
恐怖心から解放された感じがして
涙が出てきた
「はっ、ちょ、泣いてんの？」
そんな私の顔を見て
焦ってるみっくん
「騙してごめんな？」
でもすぐに優しくそう言って
涙を拭ってくれる
「お嬢様」
いつも聞いてる声がして
顔を上げると
優しい笑顔のみやっちがいた
「勝手なことをしてすみません。でもお嬢様が楽しめたみたいで良かったです」
私の目を見てそう言うから
余計に涙が止まらなくなった
「…っみやっちのばかぁー…」
みやっちの胸をポカポカと叩きながらそう言うと
よしよしって頭を撫でられた
「キタミツありがとね」
みやっちがみっくんに向かってお礼を言うと
「ん、どーいたしまして」
って照れたように言ったみっくん
「じゃあ俺帰るわ」
そう言って車に乗ってひらひら手を振りながら
みっくんは帰っていった
ーーーーーー
「ねぇ、みやっち」
「なんですかお嬢様？」
「ひとつお願いがあるんだけど…」
「お嬢様のお願いならなんなりと」
「またみっくんに誘拐されたい」
fin…
ーーーーー
みっくんが誘拐犯になっちゃうお話でしたっ！
上手くかけているか正直分かりません(´；Д；`)
こちらはきのこ丸さんからの
リクエストでした！
リクエストありがとうございました(о´∀`о)
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き之い(プロフ) - 再開した彼をリクエストした者です。期待以上の素敵なお話をどうもありがとうございました(^^) (2018年9月1日 20時) (
レス) id: 94026d8f4b (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - みくさん» みくさん、リクエストありがとうございます！ぜひ、書かせていただきます^ ^ (2018年8月30日 8時) (レス) id: 54dc6039c3 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 2回目のリクエストです！年上の彼女の何かを書いてほしいです！設定はむぅさんにお任せします！ (2018年8月23日 8時) (レス) id: 1ac6f4197c (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - リクエストに応えていただきありがとうございました(*≧∀≦*)朝から胸キュンで北山さんの幼なじみになった気持ちになりました♪ぜひまた女の子が年上の設定のお話読みたいです！今後のお話にも期待しています！ (2018年8月23日 6時) (レス) id: b059333847 (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - 絵里奈さん» 絵里奈さん、はじめまして！会社の先輩の続編ぜひ書かせていただきます^ ^リクエストありがとうございます！ (2018年8月23日 6時) (レス) id: 54dc6039c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぅ | 作成日時：2018年8月5日 12時
