北山さんとyummy!な関係2

嘘つきな彼1 ページ16

ノンリアル





「あっ…ひろ、っみつ…ぁぁっ」






「っA…」






宏光に愛されてる私の薬指には

キラキラと輝く銀色の指輪







寂しい夜なら…

忘れさせてあげるよ–––––––









「今日のAいつもより酔っててかわいかったわ」








「っ…// 恥ずかしいからやめて？」








「感度も良かったし」









「なっ、変態っ！//」








「ふはは笑 ごめんごめん」









行為を終えて

2人で抱きしめ合いながら

こうやって話す時間がすっごく好き








「ねぇ、宏光？」







「ん？」







「好きっ」








「んふ笑 俺も」








「明日からね、旦那出張なの」








「へぇー、じゃあ俺ん家泊りにくる？」








「うん！来たいっ」








こんな話をしてる時も

旦那への罪悪感がないわけじゃない







宏光とは私が

仕事仕事で旦那から

ほったらかしにされてて


家にひとりでいるのが寂しいって
思い始めた時にBARで出会った







宏光との時間は楽しくて

私の寂しさ忘れさせてくれた






そうして2人はお互いに惹かれあっていった







引き寄せられてしまう…



なんて運命的な2人––––––––









そういえば旦那どこに出張なんだっけ？






お土産頼んでおこうーっと…








って思ってると








「A今何考えてんの？」







私の目をじーっと見てそう言った宏光







「…えっ…」








「旦那のこと考えてただろ」









そう言って私の首に

唇を這わせてきた








「ちょっ…ひ、ろみつ…やっめて」








「Aすぐ顔にでるから、分かりやすすぎ」








どこからでてくるのってぐらいの色気を放ちながら

妖艶な表情で私を見下ろしてくる宏光







そんな宏光に見とれてると








「んっ……」








荒々しく唇が塞がれた








宏光の舌が私の口内をかき乱して

頭がクラクラしてくる








「っはぁ…」









やっと唇が離れたと思ったら








「Aかわいー」







って宏光がふわっと微笑んで

チュッて短めのキスをした







こうやってストレートに

かわいいとか言ってくるから

心臓が一気にうるさくなる

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