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高橋優斗side
(文字化け防止で簡略化しています)
救急車の中では、脈とか測ったり、最近の様子聞かれてあっという間に病院についた
静まり返る待合室
岩崎「っ、ｸﾞｽｯ...。」
「大昇...。」
大昇につられて思わず俺も泣きそうになる
岩崎「俺たちのせいだ...Aのこと、丈一郎くんに言われて気づいた。」
「俺たちがメンバーになるんだもんな、」
歳は一緒だけど先輩で、しっかり者だからどこかで大丈夫だろうと思っていたのかもしれない
ここ最近、顔色悪かったりしてたけど、Aの大丈夫という言葉に安心しきってたんだ
猪狩「優斗！Aは？」
「まだ...処置中。」
大吾「そっか、」
「すいません、俺たちっ.....っ、」
なにわ男子の顔が見れない、俺が一番しっかりしないとなのに、気づかなきゃ行けないのに...
看護師「宮下さんの、関係者さん？」
「はい、」
看護師「処置終わったので今から病室運びますね。」
処置室から出てきたAは点滴が沢山繋がれていた
その姿に、みんなの目に涙が溜まっていた
医師「今回の原因としては主に栄養失調ですね。それで貧血を起こして倒れたんだと思います。それと、倒れた時に左半身を打撲していました。」
那須「...栄養失調...。」
医師「あとは推測ですが、睡眠も取れていないのではないかと...。ひとまず、栄養剤など点滴で様子を見ますが、拒食症に近いものになっていると考えられます。」
今のAの現状をうまく受け止めきれなかった
大吾「優斗、お前だけのせいじゃいよ。大阪に来てた時に気づけてなかった俺らも悪いよ。...けどなっ、もうほんま君らしかおらんねん、俺らは傍に入れない...だから頼む...みんな年下かもしれんけど、守ってやってくれ...。」
こんなに涙を流す西畑くんを、なにわ男子を初めて見た
それだけ、7人にとってどれだけ大切なメンバーなのか痛いほどに分かった
和也「.....っ！なんで、大ちゃんそんな言えるん？」
大吾「しょうがないやろもう！俺やって、Aが東京行くの止めたいよ！！」
丈一郎「大吾も、大橋も落ち着け...。ただなぁ、覚えとってな、今度Aがこんなんなったら許さへんから。」
なにわ男子の7人は次の日大阪で仕事のため、そのまま帰ることになった
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作者名：ゆずき
| 作成日時：2020年5月21日 23時
