今夜、何食べる？

27＊TH ページ27

TH＊side



““愛しのジミナ♡””


あのAヌナの着信画面を見て
一瞬、時が止まってしまった…


え…、ジミナって、
パクジミンの事だよね…？

いや、もしかしたら
親戚の甥っ子とか…

って、ヌナ日本人だし！←


あっ！もしかしたら俺のことは…


ドキドキしながら自分の携帯から
ヌナに電話してみると…



【着信 : キムテヒョン(人事課)】


や、待って。←


なに？この差？←



まぁまぁ、フルネームなのは
百歩譲って許そう…


が！しかーーし！！

““(人事課)””

って何？！！



もっと “大好き♡テテ” とか

“スィートハニー♡テヒョナ”とか

最悪 “四次元テテ♡” でも良かったのに…



なに？“キムテヒョン(人事課)”

って…(涙





なんだか、俺とAヌナの距離が
あまりに遠くて…


ジミナと連絡取ってたことより
ショックが大きかったんだ…



正直、会社にどうやって来たか
あまり覚えてないし…




ボーッとエレベーターに向かう途中



ルダ「おっはようございます♪」

TH「(ボーッ…)」

ルダ「テヒョンくん…？
あっ、Aさん！」

TH「え？Aヌナ？」

思わず辺りをキョロキョロしちゃってたら


ルダ「はぁ…(溜息」

って、呆れた顔で俺を見ていて



ルダ「朝からどんだけ上の空なんですか？
Aさんの事しか頭にないんですか〜？」

TH「あ、ごめん…」

ルダ「ま、それは良いんですけど…
そう言えば昨日は早退したみたいですね？」

TH「うん、ヌナのお見舞いに…」


って、そうだ。本来はお見舞いに行ったのに
あんなハレンチな事を…///

って、昨夜の甘いひとときを思い出してたら
顔に出てたのかな？


ルダ「うわっ…まさか病人を
襲っちゃったりしてないですよね？」

TH「ん？ま、まさかぁ〜」


って目を泳がせてると…



ルダ「テヒョンくんも、本当に
嘘のつけない人なんだ…(呆」


TH「でも愛してるんだから
別にやましい事は何も無い…はず…」


って、ヌナは俺のこと愛してるから
俺に抱かれたのかな？

それとも、ウルウル目に断れなくて
そのまま流れに身を任せたのかな？




Aヌナは俺のこと…




どう思ってるんだろう…

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