賭け狂い【賭ケグルイ】

＿ ページ31

３ターン目

「…ふむ。なかなかいいカードが来ました。ここはベットで。蛇喰１枚。」

夢子のカードをのぞくと確かにいいカードだ。

「フォールド…。」

「へっ。やっと勝負に来たか。レイズだ。木渡２枚。」

「あら２枚？お言葉を返すようですが少し弱きではありませんか？」

「いいんだよ。これは戦略だ。お前のチップは３１００万円。他のチップとはケタが違う。俺のチップが尽きてお前のチップを吐き出すなんてことになったら目も当てられねえ。夢子。お前のチップは確保一択だよ。もう放出しねー。」

「そうですか。なら遠慮なく




勝たせていただきますね♪」


「あ？」

「レイズ。蛇喰３枚。」

「……おもしれえ。コールだ。木渡２枚。」

夢子がレイズ。木渡がコール。
予想通り勝負にきたな。

「宣言終了です。手札を開示してください。」


「強運だねオレも。２、５のマークだ！」

「あら奇遇ですね。私も運には自信があるんですよ。４、１０のマークです。」

「役が同じですので数字の合計が大きい蛇喰様の勝利です。」

「わあ！やりました♪」



４ターン目

「４ターン参ります。親は早乙女様です。」

早乙女保有チップは早乙女チップ６枚。参加費を払うから黙っていたら負ける。
勝負にでるなら今しかない。

「…ベット。早乙女１枚。」

「はっ、コール木渡１枚。」

「…フォールド。」

「コール。木渡１枚。」

木渡と夢子がコールで蕾がフォールド。


「早乙女様。宣言はどうされますか。」

「………レイズ！早乙女３枚！」

「けっ。馬鹿かおめー。５枚賭けて当てた夢子の後ならこっちがビビッて降りるとでも思ったか？そう都合よくマークばっか来るかよ。ここでオレが勝てばお前は残り２枚だ。コール…」

早乙女が笑うと

「するわけねえだろ。見え透いてんだよ家畜ども。早乙女…夢子…てめえらグルだろ。同じクラスだしそのぐらいやっててもおかしくねー。…大体あからさますぎるんだよ。この２枚インディアンポーカーは自分の手を１枚しか見れない。どんなに数字が大きいカードがきてもそれは約４分の１の確立でそろうマークに負ける。つまり"いいカードがきた"なんてセリフはありえねえんだよ。そんな不確定な手に１億５５００万円も賭けるなんてことはもっとありえない。とすれば簡単な話、さっきの夢子の５枚賭けは自分がマークであることを知っているからできた。通しがあるのは明らかだ。」

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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