賭け狂い【賭ケグルイ】

頼 ページ3

教室では今日も早乙女が新しいポチを作る。

あのポーカーのレートは１万円。
金持ちじゃない普通の家の人からしたら結構な大金だが、それ以上にあの男には今後の人生がかかっていた。勝てば安定の生活。負ければ家畜。
まぁ、早乙女となら勝ち負けじゃなく負けだけ。

「ショウダウン！」

手札を見ると男の手札はフルハウスだ。
だが、早乙女は口角をあげた。つまり、勝ちは早乙女だ。
ロイヤルストレートフラッシュで見事男をポチにした。
思わず拍手をしたくなる。運がとてもいい女だ。イカサマはしていたと思うがすごい。本当に。
私もあの人生をかけたギャンブルをしていたらきっと負けていただろう。
まあ負け確のギャンブルなんてやらないけど。


話は変わるのだが、
早乙女は私の次にギャンブルができる。
自慢じゃない。実際にそうなのだ。だいぶ前に勝負を挑まれて見事勝利した。
さっきの試合の男の顔よりも早乙女はとても言葉じゃいい表せれない顔をしていた。
私も金は取るつもりはないし、二人っきりでしていたので、
「このことは誰にも言わない。誰にも悟らせない。」ということで、二人だけの秘密とした。
それからは、私には目も合わせない。私も自然にいる。
そんな生活が何日も続いた。

転→←私

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーナンバー

8

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