暗殺者の弟は泣き虫ヒーロー part４【東京卍リベンジャーズ×暗殺教室】

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スッと手を入れて、そのままクルリと抜け出した。

「「「おぉ〜」」」

貴方「で、用事は何かな」

　場地圭介のことかな？
　実は今まで悉くタイミングが合わず彼とは会ったことがない。一虎君は何回か会えてたんだけど不思議。

万次郎「分かってんだろ」

貴方「まあ、見覚えのあるロングの人がいるしね」

場地「クロ、で良いのか？」

貴方「さあ、好きなように呼んで良いよ。ふざけた呼び方したら蹴るけど」

場地「じゃあクロ。俺の命を助けてくれてありがとう」

「「「ありがとうございます」」」

　ビシッと並んで礼。これA姿でも受けたなぁwww

貴方「生きてて良かったね」

場地「あぁ。あー、礼は受け取らねぇって聞いたが、礼がしてぇ」

貴方「聞いて尚聞いてくるのね」

　流石だわ。

貴方「既に面白いもの見させてもらったから、そのお駄賃ってことで良いんだけど」

「「「納得できっか！」」」

貴方「仲良いね」

　完璧なシンクロだ。

貴方「お礼ねぇ」

万次郎「他にも礼してぇこと色々あんだけど」

貴方「えー、要らない。私のためにしたことだし」

龍宮寺「例えクロがそうでも俺らが納得出来ねぇ」

　えーーーーー。

貴方「貸し1つとかじゃダメなの？」

真一郎「ぜってぇ使わねぇなお前」

貴方「使うかもじゃん」

万次郎「それ使わねぇから」

　本気で分からん。何せして欲しいことがない。
　生きてたらそれで良いし。
　でもそんなんじゃ納得してくれない。んー、これだけ囲まれてなかったら逃げるんだけど、流石に皆に手は出したくないし。

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