#132 打つ手なし？ ページ42
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｢しかし… 僕も経緯は気になりますね。宜しければそこだけ説明を求めても？｣
ずっと沈黙にて現状を見守っていたジェイドが
食えぬ笑みのまま2人へ問う。
｢！！ もちろんだ！！あのな｣
｢いい待てカリム！！俺が話す！！｣
｢モゴッ！！ﾓｺﾞｺﾞｺﾞ…｣
カリムの口を空いた左手で塞ぎ、
ハァーー… という観念したため息と共に
ジャミルが重たい口を開く。
｢実は……｣
・・・
｢………なるほどね｣
｢……｣
｢へぇ….そんな奴らがなぁ｣
｢厄介なのに憑かれてるね〜 あの子｣
｢……｣
｢……ハァ、わかった。今回のことは… まぁ許してあげてもいいわ。状況が状況だったみたいだし｣
｢！！ ほんとか！！正座くずしていいか！！｣
｢お前ちょっとは反省しろ！！！｣
｢ごめんジャミルｯｯ！！でももうオレ足が限界だ！！！｣
ダハー！とでも言わんばかりに正座を辞めたカリムを見て、
ジャミルもおずおずと姿勢を治す。
当然痺れきってるし激痛だが
さすがに隣の幼なじみのようにあっけらかんとは出来ない。
｢うーん、でも昔からのファンって隠してるんじゃないンスか？あの子｣
｢今はね。でも前は違ったんでしょ｣
｢俺たちがここまで有名じゃなかった時…. ですか｣
｢"歴"という点で優越感を感じる方ではありませんからね｣
｢え！！じゃあもしこのまま虐められ続けたらオレ達のファン辞めちまうかな！？｣
｢落ち着け。 ンな弱小メンタルならもうとっくにファンなんて辞めてるだろ｣
｢でも俺達が優遇すればするほどあの子の肩身が狭くなるって事だろ？｣
｢優遇されることを望む子では無いからね｣
打つ手なし。
なかなかのメンツが揃っているにも関わらずピンとくる策が出てこない。
どうすべきか。
部屋に先程とは別の意味の沈黙が訪れたその時_____
｢ただいまっす〜 あーなんか今日暑くね！？｣
｢この部屋涼しいな｣
｢エース、部屋に入る時はノックがするようにといつも言っているだろう｣
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すみませんお久しぶりです！！！！
謎に1話非公開のものを消したらいいね♡数が
ズレるという謎バグを抱えて生きておりますが
元気です！！！
コメント＆いいね＆お気に入りありがとうございます！
♡沢山貰えると非常に頑張れます(*^^*)
優しい皆様に大感謝です
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玲羅(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！ (3月6日 23時) (
レス) @page44 id: cb3a3c8e5d (このIDを非表示/違反報告)
リーラ@9616(プロフ) - 更新ありがとうございますぅう！！この話好きすぎてあっという間に読み終わってしまいますwディアソの反応めっっっちゃ気になります！これからも頑張ってくださいっ！ (2月12日 20時) (レス) id: 3db718f3e8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ディアソムニア握手会どんな反応なのかとても楽しみです！ (2月12日 12時) (レス) @page42 id: c59a6d75f0 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 更新ありがとうございます; ;♡ (2月11日 13時) (レス) @page42 id: b119702f9a (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - 陰ながらずっと待っていました…。更新ありがとうございます;;; (2月11日 1時) (レス) @page41 id: 5d13c7f91a (このIDを非表示/違反報告)
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