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第七章 私から君へ 3【太宰治】 ページ7

「ねーねー、Aちゃん!」

『はい?』

パソコンを打つのを止め、私に向き直った。


んふふ、相変わらず可愛いね〜。
それ、ノーメイクだろう?

てっきり、女子と言うのはあの変な粉を塗りたくっているものかと思ったんだけどね〜。

どうやら、君は違うようだね。

やっぱり...惚れちゃうなぁ。


『太宰さん?』

「ん...?あぁ。これ、握って見てくれる?」

『これ...って。』


もちろん、握力計だよ。

君が強いかどうか、試さしてもらおうかな。

「これって、握力計ですよね?」

敦くんがひょっこりと顔をだす。

別に、君は呼んでないけど。

「何故、握力計なんだ?」

国木田君も興味深そうに来る。

いや、君も呼んでないよ?

「ふふーん、僕分かっちゃった。太宰、それでAちゃんのこと試すきだろう?」

乱歩さん、それ言わないで。

はぁ、結局皆来ちゃった。

「Aちゃーん、本気で握っちゃって。」

『分かりました。』

Aちゃんは笑顔で答える。

え...。




皆、同じ反応をしただろう。


何てったって、Aちゃんが握力計を粉々にしたから。

うん、怪力だね。

よくそんなに細い腕で...破壊したねぇ。

私の趣味、手伝って欲しいよ。

まぁ、清く、美しく、元気な○○(趣味)がいいから断るけどね。

次は、体術かな。
体術といえば...あいつか。

まぁ、明日会いそうだしな〜。
あいつ使うか。

でも、会わせたくないと言われれば会わせたくない。

チラリとAちゃんを見る。

こんな、男の巣窟に居させるだけで嫌なのに...。

蛞蝓の好みだけど...まぁいいか。



「Aちゃん、明日の昼間。此処に来て。」

私はポートマフィアの巣窟の場所が書かれた紙切れを、Aちゃんに渡した。

第八章 私から君へ 4【太宰治】→←第六章 私から君へ 2【太宰治】



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 , 中原中也   
作品ジャンル:泣ける話
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あや(プロフ) - できる限り、頑張ります!! (2019年1月30日 22時) (レス) id: aecdb871b7 (このIDを非表示/違反報告)
noanoa - あやさん頑張れぇ~!! (2019年1月30日 21時) (レス) id: ff148c537c (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - はい。望まれるだけ続き書きます!頑張ります (°▽° /ツ) (2019年1月29日 17時) (レス) id: aecdb871b7 (このIDを非表示/違反報告)
noanoa - 続き書いてください!!!楽しみにしてます!! (2019年1月29日 0時) (レス) id: ff148c537c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年1月26日 23時

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