検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:13,273 hit

第一話…理想の毎日。 ページ2

『おはようございまーす。』

探偵社の扉を開け、顔を出す。

中には、何時もの面々が呑気に仕事をしていた。

「おっ、Aおはよう。」

ヒラヒラと手を振りながら言う乱歩さんに、手を降り返す。

「Aさん、おはようございます!」

『うん、おはよー。』

はにかみながら言う敦くんに、癒されながらも挨拶を返し、隣の席に座る。


ー その瞬間だった。

「わっ!」

『どひゃあ!?』

『だ、だだだ太宰さん?』

いきなり肩を捕まれ、悲鳴をあげてしまった。

情けない。

すべては……こいつのせい。

ギロリと太宰さんを睨む。

『今日は入水しないんですねぇ。』

怒りを含めた笑顔で言うと、太宰さんに素晴らしい笑顔で手を握られた。

「あぁ、今日はそろそろ国木田君の胃がヤバいと思ってねぇ。
た・だ。君のお願いには逆らえないよ。さぁ!一緒に川へ行こうじゃないか。」

『凄まじく嫌です。』

私が手をフンッと振り払う。

それと同時に、太宰さんは紙の束で頭を殴られていた。

「いでで。痛いよ国木田君。」

「貴様はさっさと仕事を片づけろ。話はそれからだ。」

頭を涙目で擦る太宰さんに、それを睨む国木田さん。

何時もの日常。

『国木田さん、おはようございます!』

「…あぁ。おはよう。」

私が笑顔で挨拶をすると、国木田さんはうつむいたまま静かに言った。

和やかな空間。

その後、和やかな空間は一気になくなった。

理由は簡単。








探偵社に初々しいカップルができたからだ。

第二話…仕事の依頼。→←貴方の設定。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:文スト , 国木田独歩 , 条野採菊   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

MARU(プロフ) - 国木田さんと採菊さん推してるんで最高です笑 (2021年5月13日 22時) (レス) id: bd5ad6c911 (このIDを非表示/違反報告)
友梨(めっちゃ国木田押し - 嬉ー (2019年7月6日 23時) (レス) id: 29a746ff3b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 尚さん» ありがとうございます!!国木田さん格好いいですよね!更新頑張ります。 (2019年4月11日 16時) (レス) id: aecdb871b7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 国木田さん推しにはたまらない!更新頑張ってください!応援してます! (2019年4月11日 16時) (レス) id: ee472e7980 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 分かりました。それについても実は考えていたので、今度の話で取り合い書きますね。 (2019年3月13日 23時) (レス) id: aecdb871b7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:如月あや | 作成日時:2019年2月27日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。