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ある日…とある子供たちはこんな噂を聞いた。
【満月の夜に死んじゃうと、異世界に飛ばされる。】
という謎の噂だ。
それを聞いたとある子供たちは、すがるように満月の夜に死んでしまおうとした。
決行は今夜。月がにくいくらい輝いている夜
高い高い鉄塔にのぼりたっている子供達
1人は泣いたのか目の周りは真っ赤に腫れていて肌が服から見えた。その肌は痣や切り傷などきずたらけで
所々血も出ていた。
もう1人はそこまで外傷はないものの肌が酷く白い状態で、目に光はなかった。
どちらも見るに堪えない外見である。
12時の鐘が鳴る。
なった途端に小さな命の灯火が消えていった。
月が儚げに輝いていた。
続く (更新停止中)
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作者名：月下の獣 | 作成日時：2020年9月18日 6時
