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第六話(9) ページ9

視点主:A


『何時からだっけな…。』


"皆と喋る機会が減ったのは"


私は皆と喋っている時間が"好きだった"


でも、最近は好きじゃない。


一人の方が落ち着くんだ。


『はぁ、まだ皆、私を家族って思ってんのかな?』


そんな感情を残したまま、私も眠りについた。


ーーーーーーーー
視点主:チョロ松


『へっくしゅん!』

チ「ほんっとに馬鹿か!!何屋根の上で寝てんの!?!?風邪引くってカラ松達にさんざん言われてただろ!?」

『だってぇ…動きたくなかったんだもぉん…』ズズッ


昨日、Aが屋根の上で寝て風邪を引いた。


チ「今、お粥持ってくるからちゃんと食べてよ?」

『はぁい…』


ガラッ


チ「ほんっと、心配かけんじゃねぇよ…。」


他の兄弟達はおのおの好き勝手しており、現在家にいるのは僕だけ。


昔っからAの看病は僕と一松が担当していた。


ガラッ


チ「お粥。作って来たから」

『あ"〜…あざす…。』ムクッ


眠そうに目を擦るA。


チ「お前これ何度目だよ…。外で寝て風邪引くの…。」

『んぐっ…。わかんふぁい(訳:分かんない』


お粥を口に含んだまま喋るA。


いやちゃんと食ってから…。


バンッ!!!


十「冷えピ○買ってきやしたぜ〜!!」

チ「でかした十四松」


買い出しに行っていた十四松も一緒に看病する。


十「ごめんね、姉さん。一人にしちゃって…。」

『う、ううん…。元々一緒に戻んなかった私が悪いよ。十四松は気にしないで。』

チ「冷えピ○貼るから動かないで。」

『ん…。冷たい。』

チ「冷えピ○だからな」


風邪を引くとAは優しい喋り方によくなる。


まぁ、弟限定だが。


十「もし早く治ったら一緒にやきうしよ!!」

『あ、あはは…。やきうはドルヲタ兄とやりな。』

チ「A、今馬鹿にしただろ」

『え、なんの事?』


僕ら兄に対してはいつもよりいじりが酷い。


でも、憎めないのは何故だろう。


『嘘嘘。治ったら三人でやきうしようね』撫で

十「!!!うん!!」

チ「………。」


"もう心配かけんじゃねぇよ。"


この言葉は何時までも言えなさそうだな。

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澄(すみれ)(プロフ) - 陽炎/蜃気楼さん» わわっ!ここにも来てくださった!私も本家様大好きです!!まだまだ完結出来てないお話あるんですけどネ…あはは(((応援有難う御座います!!これからも頑張ります!! (2020年11月9日 17時) (レス) id: 2c441ea8cd (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 初コメです!完結おめでとうございます!!言い終わり方だぁ(*´▽`*)本家のアニメはかなりギャグ多めで面白くて好きでしたがですがこういうのも 好きです!これからも応援してます(`・ω・´) (2020年11月9日 17時) (レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:澄(すみれ) | 作者ホームページ:なし!  
作成日時:2020年9月26日 22時

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