第二話(5) ページ5
視点主:A
店員「有難う御座いましたー」
『お、重い…』
思ってたよりいっぱい買ったから、重量が半端ない……。
『にしても…余ったお金どうしよ…』
二千円くらい余ったお金。
『パチ…行こっかな…』
煙草やギャンブルは普段しない。
したくても出来ない。
皆に止められるから。
一「あ、姉さん…。」
『嗚呼、一松。おはよ』
一「いやもう夕方なんだけど…。て言うかその手に持ってるの何…。」
『本。後余ったお金。』
一「へぇ…。」
『パチ行こっかなって。久々に。』
一「駄目。絶対駄目。」
『何で？』
一「えっと…、その…。か、体に悪いから…。煙草吸ってる人多いし…。煙が体に入ったら危ないから…。」
いつもこんな感じ。
私がパチに行こうとすると体に悪いって止められる。
確かに私は体が弱い。
だけどそこまでして止めなくてもいいんじゃない？
『…あっそ。一松が言うなら止める』
一「あ、その…。荷物、持とうか…？」
『いい。私自分で持つ。迷惑だろうし』
本当は仲良くしたい。
でも、皆と私は性別が違う。
＿貴方は女の子なんだからお嫁にいけるよう、女の子らしくしてなさい＿
地獄みたいに言われた言葉。
一「………ん。…えさん。姉さん！！」
『！？』
一「どうしたの…。暗い顔してたけど…。」
気づかない間にそんな顔してたんだ。
『大丈夫。少し考え事してただけ。ほら、早く帰ろ。』
一「あ、うん…。」
一「『…………。』」
やっば…話す話題が無いよ…。
一「その、ね、姉さんはさ…。」
『ふぁ！？あ、な、何一松…？』
一「…………、どうして俺らに冷たくするの？」
『っ！？』
い、今それ…、聞く…！？
『あ、え、な、何の事。別に冷たくしては…。』
一「またそうやって誤魔化すんだ？」ズイッ
こいつ…。
ドンッ
一「った…。」
『もういい！早く帰る！』タッタッタ
馬鹿馬鹿馬鹿っ………。
何してんの私はっ……。
弟を突き飛ばすなんてっ……。
『飛んだクズ野郎じゃんっ……！』グスッ
一「……………ほら、
・
また俺らに隠し事作ってるじゃんか…。」
一松のその言葉はAには届かない。
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澄(すみれ)(プロフ) - 陽炎/蜃気楼さん» わわっ！ここにも来てくださった！私も本家様大好きです！！まだまだ完結出来てないお話あるんですけどネ…あはは(((応援有難う御座います！！これからも頑張ります！！ (2020年11月9日 17時) (
レス) id: 2c441ea8cd (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 初コメです！完結おめでとうございます！！言い終わり方だぁ(*´▽｀*)本家のアニメはかなりギャグ多めで面白くて好きでしたがですがこういうのも 好きです！これからも応援してます(｀・ω・´) (2020年11月9日 17時) (レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
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