排球部と蹴球部にスカウトされてます 【ブルーロック】【ハイキュー】

第39球目 ページ42

A side







いつもよりかなり早く家を出て学校へ向かう




学校最寄り駅で降りて学校の裏門への道を歩いていると



「あれっ、Aちゃんじゃーん！！」



後ろからそう叫ぶ声が聞こえて後ろを振り返ると




『おはようございます、瀬尾先輩』




自転車に乗った瀬尾先輩が




瀬尾「ちょうど良かった、後ろ乗っちゃいなよ！」



そう言われて2人乗りで学校まで行った





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そんな素敵な朝過ごしたAでしたが、



生徒会室に着いてかれこれ30分、



目の前にある仕事の山は、片付きそうもない



HRが始まるまであと30分ほど、



瀬尾「、、、、、これ終わんの？」




『会長がそれを言っちゃダメです、できる、できる、そう思えばできるはずですよ』




瀬尾「いや無理じゃない？」





『、、、、、まぁ書類関係はそろそろ2年生のおふたりがいないと無理がありますし、部活関係はGWに片付けるんですよね？』




瀬尾「うん、GW中はどこの部もいるでしょ？だから部費とか部品とかはそんときに、」




『マジでヤバいですよこれ、2年生のおふたりにどつかれますよ？」




瀬尾「う〜〜〜ん、、、あの2人にキレられんのは嫌だな、、、」




そう言って考え込む瀬尾先輩



すると何かを閃いたようで、



瀬尾「あっ！！体育館・校庭点検を今日に回そう！そしたら書類のヤバさが2人には伝わらない！」



瀬尾「今日は遊木もこないし、大丈夫だな！」




そう言うと先輩は




瀬尾「よっし、放送室行こう！もう朝練終了時間だからね！」



生徒会の権限で管理されている朝練習



その終了の放送をするのも生徒会なのだ



ちなみに生徒会室の鍵は顧問と生徒会役員全員が持っており、



先輩方がサボっているのを体育にて校庭から見かけることもある




放送室は西校舎の端と東校舎の端にあり、




放送できる範囲も分かれている




瀬尾「んじゃ私は西校舎の方行くから、東校舎の方よろしくね、！」




『はぁ〜い、、、』




先輩から校内マスターキーの合鍵を受け取り放送室へ




カチ、カチ、カチカチカチ、、、




放送場所を限って音量などの設定をする



最後に原稿を確認して、




マイクONのスイッチを押した




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