排球部と蹴球部にスカウトされてます 【ブルーロック】【ハイキュー】

第4球目 ページ6

孤爪side





放課後、部活までの十数分、教室で友達と駄弁ってるAに会いに行く



黒尾「おーいAチャン？」


孤爪「、、、、A、いる？」




『あ、！クロ先輩、研磨先輩！どしたの？』




こちらに駆け寄ってくるA、可愛い




黒尾「いやぁ〜、今日こそウチの見学こねぇか？」



孤爪「バレー部のマネージャーとしてじゃなくても、ギャラリーとしてでもいいから、！」



『え、またそれ？やだってばAまだ帰宅部がいいもん』



孤爪「見学してみたら変わるかもじゃん？」





どうにかしてAを説き伏せようとしていると




千切「おいA？いるか？」


國神「てか潔達の言ってたこと本当なのか？、ってバレー部いるじゃねぇか」



バレー部の人達が来た
二人のうち、千切は同じクラスで少し面識がある程度




でもAはサッカー部の二人には気づかない




孤爪「見るだけでも、、、ダメ？」



そう言ってAの手を取り首を傾げる。俺がちょっと可愛こぶるとAは揺らいでくれる




『え、ええ〜？どうしよ〜』



黒尾(明らか可愛さにやられてんだろ、、、)




するとサッカー部二人組から視線がまぁ痛い痛い



「「、、、、、」」




孤爪(じゃあ話しかけてごらんよ、まぁAが楽しそうだから無理だと思うけど)




俺はこの子が好きだし、クロもAのことが好きだし多分あの人達もAが好きだと思う




だからこそこの子を独占出来る今は優越感がとてつもない




Aと話していないけどクロも同じことを思うのか、バレー部の二人の方へ目を流しフッと鼻で笑う




千切「、、、〜！！！」




クロの笑みに目を見開いて眉を歪める千切



キーンコーンカーンコーン



！、チャイムが鳴った
部活準備開始を知らせるチャイム




スポーツ強豪高校なので大半の生徒が部活に入っており、教室にいた女の子達も続々と部活へ向かおうとする



黒尾「お、じゃあな。気が向いたら来いよ！」



孤爪「ん、、、じゃあねA」



『ん、もうチャイムなっちゃった！部活がんば〜』



サッカー部の二人も部活へ向かったみたいだ





俺達もバレー部の使う第三体育館へ一番近い東階段へ向かおうとすると



孤爪「、、、？クロ、そっち南階段、、」



黒尾「いーからこっち使うぞ、今日は。、、、宣戦布告、だな」








孤爪「、、、オーバーキルからの煽り、の間違いじゃない？」

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