排球部と蹴球部にスカウトされてます 【ブルーロック】【ハイキュー】

第25球目 ページ27

No side








「「いや、俺は残るから赤葦くん/雪宮先輩は行っていいよ/ですよ」」




本日2回目のハモりを成功させた2人




なんとも美しいメロディだろうか




そう、この男たちは相手を部活に行かせて自分だけAと作業がしたいのだ




この温厚そうにしてなかなか強引な手口




またもや2人は目を見合わせた





赤葦「いや、雪宮先輩は三年生ですし、バレー部はチーム別の練習なので部活行ってくれて大丈夫ですよ？」

訳：俺がAと2人きりになりたいからお前は部活に行け




雪宮「え、でも赤葦くん、いつも木兎くんのお世話してるよね？木兎くんは委員会入ってないんだし、行っていいよ？それに部活なら俺は大丈夫だし」

訳：俺がAと2人きりになりたいからお前は部活に行け





赤葦「ああ、木兎先輩は今日先生に呼び出されてまして、木葉さんも居ますし俺こそ大丈夫ですよ？それより雪宮先輩は、今日カイザー先輩に部活がどうの言われてましたよね？行かないと怒りませんかね？」

訳：俺がAと2人きりになりたいからお前は部活に行け





雪宮「ああ、アイツはほっといていいんだ、それに、上級生が少ないなら尚更行ったほうがいいんじゃないかな？」

訳：俺がAと2人きりになりたいからお前は部活に行け




『帰りたいです』

訳：帰りたい





「Aちゃん、まだ時間あるんだから最低でも下決めはしてって」

訳：コイツらを置いて帰るな





『委員長A帰りたいです！』

訳：帰りたい





手をビッと上げてそう叫ぶA




できない後輩の見本である




赤葦「先輩は部活へ行ってくださって大丈夫ですよ？俺が仕事は引き受けるので」

訳：俺がAと2人きりになりたいからお前は部活に行け




雪宮「いや赤葦くんこそ、俺の部活は割と余裕あるしさ、」

訳：俺がAと2人きりになりたいからお前は部活に行け




無駄なキャットファイトを続けている2人





『え〜、それでさーこないだ仁花ちゃん達と行ったクレープ屋さんがめっちゃ良くて〜」


「へぇ〜、仁花ちゃん、って谷地さん？係一緒なんだよね私、そっかぁAちゃんとお友達だったんだぁ」





隣のクラスの女子と喋り出すA




3人を見てここ最近話1番の苦労人である我らが委員長は言った




「、、、、雪宮と赤葦くんは部活行く！Aちゃんは私と下決め！」

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