第24球目 ページ26
No side
既に何人か人が集まっている教室へ入る2人
それから少しして委員長、顧問が来て委員会が始まった
「だからまぁ、各学年1人づつの3人チームで役割を振っていきます。クラスとか部活とか、なんでもいいんでグループ組んでください」
進行役をしていた委員長がそう指示を出して自分も仲が良いであろう後輩の元へ行った
Aはというと、、、状況を把握していなかった
というのもコイツ、まったくもって話を聞いていなかったのである
委員長が話している時もずっと生徒会の仕事を内職していた
急ぎの仕事でもないくせに、コイツは家で学校の何かをすることが癪なのだ
そのおかげか、内職が終わって前を向くと委員長が先程の指示を出したところで
とりあえず先輩に声をかけてもらえるのを待っている
まぁ、言うなればできない後輩の見本である
コイツが生徒会役員でいいのか、この学校
『(自分が生徒会役員でいいんかな、この学校)』
そんなことをまたもやぼけーっと考えているとAに救世主が
「「A(ちゃん)、よかったら組む?」」
低くも良い声が重なって聞こえたことに疑問を抱くがそのセリフに反応し顔をあげるA
『いっ、いいんですか、雪宮先輩、赤葦先輩!!』
雪宮「もちろんだよ、Aちゃん、ぼーっとしてたしね」
赤葦「A、話きいてなかったよね、?」
『ど、どっちも図星すぎますね、、、
でも組んでくれるんですか、ありがとうございます!』
雪宮「全然大丈夫だよ、
おーい、こっちもグループ決まったよ」
そう委員長に伝える雪宮
「お、じゃあ雪宮達のグループの仕事はこれね!」
そう言ってかなりの量の書類を持ってくる委員長
『プログラム組みと組み分け、、、、一番面倒じゃないですか』
赤葦「うちは生徒数が多いし、競技数も多いからね」
「グループも割り振りもできたし、委員会終了チャイムまだだけど部活は始まってるし、部活の人は部活行っていいよー」
委員長がそういうと
『ん、お二人とも部活行っていいですよ?自分がプログラム組みの書類見て下決めしときますね?』
Aがそう言ったかと思えば、雪宮と赤葦は互いに目を見合わせて
「「いや、俺は残るから赤葦くん/雪宮先輩は行っていいよ/ですよ」」
本日2回目のハモりであった
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灯 - めっちゃめっちゃ面白い!ハイキューもブルーロックもどっちも好きなのでたまらないです😍再新頑張ってください。ずっと待ってます! (4月28日 0時) (レス) @page47 id: 34b8c8826b (このIDを非表示/違反報告)
宇井 - めちゃおもろいです!センス全くないですが、お名前考えて見ました!赤根ちゃんは赤根望悠(みゆ)、瀬尾先輩は瀬尾麗(れい)、遊木先輩は遊木一澄(かずき)、佐瀬先輩は佐瀬隼斗(隼斗)なんてどうでしょうか、!!センスは見なかったことにしていただけると…、応援してます! (1月15日 23時) (レス) @page38 id: 240ca8bf2b (このIDを非表示/違反報告)
H - とても面白くてすぐに読み終わってしまいました。どっちも好きなアニメなのでとても良かったです!これからも更新頑張ってください。 (7月13日 4時) (レス) @page45 id: 6b8e5e4d75 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - れなさん» 嬉しいです!更新頑張れます!! (5月12日 7時) (レス) id: 5a14ee57e0 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - ぴっぴさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (5月12日 7時) (レス) id: 5a14ee57e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きらり | 作成日時:2023年2月11日 21時