拒絶 ページ12
rbr「さ、そこに座り？」
ロボロさんはろぼたのベッドの隣に椅子を二つ並べて招きをしてくれた。
椅子に座ると、ロボロさんも俺の隣に置いた椅子に座り
rbr「………どっから話したらいいんかなぁ……Aは何から知りたい？」
面布を取り、彼はそういった。
先ほどの雑談と同じテンションテンションのまま。
どうしてそんなに落ち着いていられるの？という言葉を呑み込み
『……ロボロさんはいったい何者なの？今、こうやって脈のある…生きているロボロさんがいるってことは幽霊ではないんでしょ？』
そう問いを投げた、ロボロさんは頷き
rbr「あぁ、幽霊じゃない。………けど、ホンモノのロボロ……天乃呂戊太でもないんよ。」
rbr「……俺はAのもってない記憶から作り上げられた天乃呂戊太……まぁつまり、俺はAのイマジナリーフレンドってことなんよ。」
力なく彼は笑った。
rbr「Aは覚えとらんと思うけどさ、この病院で呂戊太と会うの今日が初めてじゃないんよ？」
『……え……いや…そんなはず』
一瞬、彼が何を言っているのかがわからなかった。
だって、俺は事故が起きてからロボロさんと出会ったあの日まで一度だって目を覚ました記憶がない
rbr「もう一つ、Aに嘘ついてたことがあるんや。」
狼狽える俺の手をそっと握りしめてくれた。
あぁ、彼のては暖かいな。
rbr「Aが記憶をなくしたのは事故の衝撃なんかじゃない。……現実逃避したかったからなんや。」
ずっと嘘ついててごめん。
そのあと、彼はぽつりとそうつぶやいた。
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７７℃(プロフ) - BalloonFlowerさん» わああありがとうございます！！ゾワゾワして頂けて何よりです(？) (8月12日 9時) (
レス) id: 6e2946dc54 (このIDを非表示/違反報告)
７７℃(プロフ) - 百鬼白夜さん» 返答遅くなってしまい申し訳ないです…誰でも見られるように設定させていただきました！ (8月12日 9時) (レス) id: 6e2946dc54 (このIDを非表示/違反報告)
BalloonFlower(プロフ) - 最後の架空最高です。繋がったっとぞわっとしました。好きです。（唐突） (8月11日 23時) (レス) @page19 id: 1c195c76a5 (このIDを非表示/違反報告)
百鬼白夜 - パスワードって何ですかね？新作のやつです！ (7月30日 14時) (レス) id: 657222ed2f (このIDを非表示/違反報告)
７７℃(プロフ) - BalloonFlowerさん» コメントありがとうございます！自分も書きながら半泣きになってました笑 (2023年2月19日 17時) (レス) @page14 id: 089865720f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：７７℃ | 作成日時：2022年11月25日 2時
