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５話目 ページ7
“将来のために“
僕たち
“貴方達のために”
ママはこのテストを「学校」の代わりだという。
学校って、どんなところなんだろう……
ｲｻﾞﾍﾞﾗ「ノーマン、レイ、エマ
すごいわ3人とも！また300点！満点よ！」
ノーマンは余裕の表情を浮かべている。
レイは興味なさげに頬杖をついている。
エマはママから褒められて嬉しそうだ。
ｲｻﾞﾍﾞﾗ「Aもすごいわ。296点よ！
最近は290点を超えられるようになったわね！」
『……うん、ありがとう』
僕まで褒められるとは思っておらず、少し目を逸らした。
ﾄﾞﾝ「おやおやぁ〜〜？照れてんのか？」
ニヤニヤとムカつく笑顔を浮かべながらドンが茶化して来た。
『なっ……照れてねぇし』
テストは好きだった。
頑張った分だけママが褒めてくれるし、兄弟もおめでとうと言ってくれる。
それに、どんどんスコアが上がっていくのはとても気持ちが良かった。
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作者名：びびんば x他1人 | 作成日時：2022年12月21日 19時
