２１２ アレクサンドラと魔法の杖 ページ12
『駄目だ。もう忠誠を誓ってしまったから…。
ほら杖に君の名前が彫られているのが
ちゃんと証拠になるだろう』
「消して！！お願い！！僕の名前を消して！！」
アレクサンドラは精一杯男に頼みました。
『消した所で浮かび上がってくる。
この杖は永遠に君についてくるだろう。
追うのをやめるのは君が死んだらだ』
アレクサンドラが恐怖で座り込めば
男は隣に座ってこう言います。
『この杖は他の杖とは違う。
危険な死の呪文も跳ね返すことが出来るし病気も治せる
だがとにかく気をつけた方がいい。
死なないだけで吐血はするしうまく歩けなくなる。
時には死んだ方がマシだと思うくらいかもしれん。
質問は？知らずないのは怖いだろ？
今後この杖と永遠を共にするのに」
アレクサンドラは諦め覚悟を決めました。
「…透明人間にもなれる？」
『透明人間にもなれるし、動物にもなれる。
…だけどなれる時間は５分間だけだ。』
「短いよ…」
『５分を過ぎればそのままだ』
「え…」
『も、もし川に投げ捨てたらどうなる？』
「もちろん返ってくるさ。
��捨てた��と判断すればだが…杖自身が
��捨てられていない��と判断すれば返ってこない
でもその杖は君が生きている限り永遠に君のものだ」
.
.
.
アレクサンドラはその杖に苦しみ
杖をこめかみに刺し自ら命を絶ちました。
その杖は所有者がいなくなった事からか
何処かに一瞬して姿を消しました。
もちろん杖先が赤く染まったまま…
住民はアレクサンドラが消えたのが
その杖のせいだと分かりこう呼びました。
��呪われた魔法の杖��
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n(プロフ) - ニャオさん» とても嬉しいです…っ！ありがとうございます！！長いですがこれからもよろしくお願いします！！ (2018年4月25日 1時) (
レス) id: d67db8bb55 (このIDを非表示/違反報告)
ニャオ - めっちゃめっちゃ面白いです！！！！早く続きが見たくてたまらないです！！ (2018年4月24日 22時) (レス) id: 838d664183 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - みおさん» ほんとうですか！？ありがとうございます、嬉しいです！！これからもよろしくお願いします〜〜！ (2018年4月24日 15時) (レス) id: d67db8bb55 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも本当に更新が楽しみで楽しみで仕方ありません笑 本当にこの作品大好きです！これからも頑張ってください！ (2018年4月24日 14時) (レス) id: 11f61b2285 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 美羽さん» ほんとうですかああっ、ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！！ (2018年4月23日 15時) (レス) id: d67db8bb55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2018年4月16日 8時
