４５８ ドラコside ページ8
別れてすぐだけどAが心配になって
ゴイルを置いて探しに行けば
目を抑えながら蹲るAを見つけた
『どうした？』
周りは僕がAの彼氏だということを承知済みなのか
何も言わずに僕とAのことを確認しては
��隠れておけ！��
��Aを安全な所へ！��
僕たちを死喰い人たちから守ってくれた
「はあっ…はあっ…ｯ…はあっ…ｯ！」
呼吸を荒いしとにかく苦しそうで
壁際まで連れてきて抱きしめるけど
「痛いｯ……ｯ…はあっ……」
セドリック・ディゴリーの時と同じで
『がんばれ…大丈夫だ…』
誰かがまた死んだのか。
「リー、マスっ……叔父さんたちがっ…」
リーマス？
『リーマス・ルーピンか？』
「ドーラがっ…ドーラがっ、どうしようｯ…！！」
『ドーラ？誰だか知らないg「ニンファドーラ・トンクスっ、ドーラが死んじゃう…！！」』
母上の姉、アンドロメダの娘か…
「いやっ………いやっ………」
頭を抱えて蹲り泣き出すAを力いっぱい抱きしめる
『A…がんばれ…あと少し耐えよう…な？』
ローウェル家特有の痛みを耐えられるはずがない。
「っっ……はあっはあっ……！！」
声にならない叫びで苦しみを訴えてくる
Aの指先に力が入って僕の背中がヒリヒリと痛む
『がんばれ、A…』
「………ドラコ、ごめっ………」
あれから数分間痛みに耐えてようやく動けるようになったA
『少し落ち着いたみたいだな』
「………うん」
当たり前だけどいつもの笑顔が全くなくて
ただ、息をしているだけのようだった。
「私、…もう行くね」
『A……』
「………」
血を流しすぎたせいで貧血なのもあって
フラフラした足取りで僕の元を去ったA
フラフラしてたから心配してたけど
『っ……！？』
Aの周りは近づけないかのように死喰い人たちが
炎に炙られ、切り裂かれ、飛ばされていた。
杖も振っていないはずなのに…
なんて思っていれば目の前に死喰い人がいて
『僕はドラコ・マルフォイだ！僕はドラコだ！味方だ！』
弁解していれば誰かが
目の前の死喰い人を失神させてくれて
『ありがt』ｶﾞﾝ ｯｯ
振り向いた途端見えない何かに殴られた
��杖があるなら戦え！��
そうか。
��死喰い人の息子ってだけで嫌なのに杖がある癖に
逃げてる腰抜けのなんかAは渡さないぞ！��
僕は杖を持っているんだ。
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ぷー(プロフ) - 涙が止まらない…… (2021年4月27日 1時) (
レス) id: 770b21371c (このIDを非表示/違反報告)
オーロラ(プロフ) - 初コメ失礼します。本当に大好きなお話です！読み返して、涙が止まりませんでした！こんなに素敵なお話を書いてくださり、本当にありがとうございます！ (2020年3月30日 4時) (レス) id: 4294f76255 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - その後編。呪いの子？小説読んでいた身なのでその後展開が読めれて嬉しいです。 (2019年9月1日 21時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - すごく面白くて最初から読んでます！あの、10の中で｢反対呪文をかけてなかった人以外だよ」とゆうハリーのセリフなんですが日本語が変だと思います。反対呪文をかけていない人が助かったなら「反対呪文をかけてた人以外」だと思います！ (2019年5月10日 21時) (レス) id: bedcb3592e (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - 名前変えました［りんご］です！子世代ついに来ましたね！笑なんか、本当にいい話すぎてあっという間です。もちろんこれからもずっと応援してます！ (2019年2月21日 3時) (レス) id: 2b2da29f6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n x他1人 | 作成日時：2019年1月22日 17時
