共犯者に恋をしてはいけません7【安室透/降谷零】

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安『間違い無いだろうね、だけど、男が何者であったのかは分からない』

コ「その事件は一切報道されてないよね。ガス漏れ事故で表向き処理され

安『あ、後ろの男達に"近くに置いて"と伝えてくれるかい？』

コ「え、あ.......安室さんが近くに置いといてって」

公「この辺りでいいか？」

コ「えーっと




ガラスの奥にいる安室さん聞いてみようとしたところ




公「ではこちらに置かせて頂きます」




もうニッコニコでOKサインを出していた安室さん

.....めちゃくちゃ元気そうだな......

まぁ、話の続きを





コ「その渋谷の雑居ビルの事件は、ガス漏れとして処理.......」





しようと思っても、一人掛けのソファが置かれた横で





公「どれがいい、一つ選べ」

「別に、どれでも」

公「君が先に選べという命令だ、さっさと一つ取れ」

「だからどれでもいいって言ってるじゃん」




.....すげー気になるんだが......




安『ああ、気にしなくていいよ。そろそろ夕飯にしようと思ってね』




いやすげー気になるんだよ

スーツの男がビニール袋からガサガサと、弁当か何かを一つずつ取り出し見せている様子


つーか、Aさんをこんなとこにまで連れて来てんのか.......
俺はここまで来るのに目隠しもされたんだから、一応は公安の機密なんだろ？

どう考えてもただの女子高生の扱いじゃねぇな




コ「......で、ガス漏れ事故で表向き処理されたんだよね？」

安『公安が介入して、全ての情報を上が封印したんだ』

コ「回収された爆弾はどうなったの？.....あ、」

安『爆弾は解析の為にシェルターに運び込まれた。だが、成分などを解析する前に謎の爆発があり、関わっていた者は皆死んでしまった』





表示してくれたパソコンの画面には、"倉庫で爆発、作業員五名死亡".......

だから爆弾についてあまり分かっ





「いい加減にして！そんなの命令でもなんでもないから！目の前にいるんだから選ばせればいいでしょ！」





はは.......
大変そうだな.......




公「だから降谷さんが君に先に選ばせろと

「こんな時だけ言うこと聞く忠犬なの？そうやって頭硬すぎるから出世しないんでしょ」

安『はぁ......悪いがコナン君、Aと揉めてる男に帰るよう言ってくれるかい？』

コ「け、刑事さん！安室さんがもう帰っていいよだって！」

公「えっ、あ、じゃ、失礼します！」

安『全く......。すまなかったね、話を戻そう』





公安って、愉快だな

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