219話 ページ19
カラ松sind
トド松と、自分の小遣いを全て使って、切符を買った。
向こうに着いたら、まず新聞配達とか牛乳配達等をすればいいさ。
「あ、電車きた。終点の田舎町まで行けるから、そこまで行こうぜ。」
トド松が田舎町まで行こうぜ言ったから、そこまで乗ることにした。
おそ松の為に貯めてきた金の中から1000円は消えたけど、まぁ良いや。
IT企業に就きたい。だから、田舎町の隣町にある、私立に通うんだ。
「うん!田舎町までの切符は、980と高いもんな。ボクはまだ金に余裕あるからしばらくは生活出来るぜ?」
「やった!さすがカラ松。お前なら、おそ松の為に貯め込んでた金を少し持ってくると思ってたよ。」
全財産持ってきても良かったけど、それは母さんに渡した。
後、4人の子供の為に使ってくださいと置き手紙を残して。
「赤塚台って騒がしかったよな。鉄砲で撃ってくるお巡りさんとか、他にも色んな事あったし。」
トド松は、誰も乗っていない電車の中でポツリと思い出を口にした。
「そうだね…。ボクらだけでも、中学通って中卒のあれ貰って、高校大学行こうぜ。」
「おう!そして、見返してやるさ。」
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作者名:星野夜空&紅夜の黒猫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2019年12月28日 11時