余計なお世話 ページ44
side 宏光
しばらく部長と話しをしていたら、急に騒がしくなる女子社員たち。
今度はなんだ...？
身を乗り出して騒ぎの中心になっている方を見ると
さっきまで1人で俯いていたAが、ある男子社員に肩を抱かれているのが見えた。
それを見て周りの女子社員がきゃーきゃーと騒いでいるのだった。
ああいうのがいるから、飲み会は嫌なんだよ...
放っておこうと思ったけど俺はなぜか、肩を抱かれて体を固くしている、うっすら涙目のAから目を離せなかった。
「鈴木さん可愛いねーっ、もっと飲みなよ！」
A「いや...あの...」
「全然酔ってないじゃーん！飲まなきゃ盛り上がんないしさー」
A「あの...離してください...」
そんなAの抵抗の声は、周りの声にかき消されてしまった。
俺は、気に入らなかった。
いつもなら、無関係の事情に首をつっこむなんてことはしないんだけど
今回はどうしてか、イライラしてどうしようもなかったんだ。
その男が、肩を抱く手にさらに力を込めて密着するのを見た時
俺は我慢が出来なくなって、とめに行こうと席を立った。
だけど...
A「...もう！離してください！しつこいんですよ、さっきから！」
Aが男を突き飛ばしながらそう叫んで、全員がシーンと静まった。
Aの大きな声で目を覚ました玉森の
なに…？なにごと...？って声が、やけに目立った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こころ(プロフ) - さきみっちゃんさん» ありがとうございます〜！(*^^*)本当に励みになります♪これからも頑張ります！ (2016年4月3日 12時) (
レス) id: fe4b70d8de (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - みぃ〜♪さん» コメントありがとうございます(o^^o)なるべく早く続きを書きます！もう少しお待ちください♪ (2016年4月3日 12時) (レス) id: fe4b70d8de (このIDを非表示/違反報告)
さきみっちゃん - この話すっごい好きなので、これからも頑張って下さいね。 (2016年4月3日 9時) (レス) id: 0dc94703a5 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ〜♪(プロフ) - 次の更新が楽しみです♪ (2016年4月3日 9時) (レス) id: 91f89f25f6 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - S.さん» コメントありがとうございます♪♪これからもにやにやしていただけるようなお話を更新出来るように、頑張ります！(o^^o)笑 (2016年4月3日 7時) (レス) id: fe4b70d8de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こころ
| 作成日時：2016年3月25日 22時
