欲しいんじゃないの ページ12
side A
お鍋を食べ終わって、2人で洗い物をしながらおしゃべり。
A「ねえ、さっき資料室で会ったのって偶然?」
宏光「んな訳ないでしょ、ちょっとでも2人になりたくて追いかけたんですー」
藤ヶ谷と一緒ですーって、また拗ねる宏光。
宏光「なのにA、普通に敬語でよそよそしいし...」
A「社内ではそうするって決めたでしょ?」
宏光「は〜...もう言っちまいたいな〜...藤ヶ谷だってお前のこと狙ってるしさ、マジで焦る」
A「え?狙ってるって...?」
藤ヶ谷さんが?
絶対そんな訳ない!だって、モテモテの藤ヶ谷さんが私なんか相手にしないでしょ。
宏光「気づいてないのか?...鈍感すぎだろ」
A「...どっちにしても、私は宏光しか見てないよ」
蛇口をキュッと締めて、洗い物終了。
宏光も布巾を置いてシンクのふちに手をついて、私の顔を覗いてきた。
宏光「なぁ、今日一緒に風呂入ろっか?」
A「え〜...やだよ...///」
宏光「なんで?言っただろ?Aが癒してくれないと頑張れないって」
そして宏光は、私の耳に唇を寄せてささやいた。
宏光「Aだって、俺が欲しいんじゃないの...?」
一気に顔が熱くなるのを感じて、頬に手を当てる。
そんな私を見て宏光は、決まり!って言って私を抱き上げて
そのままお風呂場へ直行した。
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こころ(プロフ) - さきみっちゃんさん» ありがとうございます〜!(*^^*)本当に励みになります♪これからも頑張ります! (2016年4月3日 12時) (レス) id: fe4b70d8de (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - みぃ〜♪さん» コメントありがとうございます(o^^o)なるべく早く続きを書きます!もう少しお待ちください♪ (2016年4月3日 12時) (レス) id: fe4b70d8de (このIDを非表示/違反報告)
さきみっちゃん - この話すっごい好きなので、これからも頑張って下さいね。 (2016年4月3日 9時) (レス) id: 0dc94703a5 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ〜♪(プロフ) - 次の更新が楽しみです♪ (2016年4月3日 9時) (レス) id: 91f89f25f6 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - S.さん» コメントありがとうございます♪♪これからもにやにやしていただけるようなお話を更新出来るように、頑張ります!(o^^o)笑 (2016年4月3日 7時) (レス) id: fe4b70d8de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2016年3月25日 22時