始まり。 ページ2
やばい。冗談抜きで死にそうだ。
傷口が熱い。痛いを通り越して熱い。あたたかくて赤い液体が私を中心にして広がっていく。出血はかなり多いし、多分死ぬと思う。死は唐突に訪れた。
まぁやりたくないとはいえやってる仕事は酷いものだったし?いつか死ぬとは思ってたけど?それが今日とは思ってなかった。
周りは静かで私の他に誰もいない。私ももうすぐで死んじゃうだろうからもうじき誰もいなくなるのだろう。
痛いという感覚があるにも関わらずどんどん眠くなってくる。というか、意識が朦朧としてきた。自分が消えていくような感覚に少し怖いなと思いつつもろくでもない人生を思い出していた。
さよなら世界。どうか来世では、この世界で過ごした日々よりかはマシな生活を送れますように。あと、できる事なら、人を助けてあげる側につかせてください。元々そうしたいと思って生きてきたんだから。まぁ…。やってた事はその真逆のことだったけどさ?
ゆっくりと視界が閉ざされていく。そろそろかなぁ。やがて真っ暗になって何も聞こえなくなった。
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椿(プロフ) - 敦くんの茶漬け食いたい(( (2019年2月20日 18時) (レス) id: e36d1c7298 (このIDを非表示/違反報告)
小山田リリ - ましゅ麻呂さん本当に尊敬します!!私も頑張ろ)) (2019年2月19日 20時) (レス) id: 196d5d8b2f (このIDを非表示/違反報告)
茨姫 - とても良かったです!私も頑張ってみようと思ってみました! (2019年1月26日 22時) (レス) id: 6a42e59c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましゅ麻呂(とよ) | 作成日時:2019年1月26日 20時