七瀬家の恋愛事情

#04 日常？ ページ5

日常？

みさきside

｢わっー！！！！遅刻だっーーーー！！｣

時刻は現在七時45分
学校開始は8時からです


｢早くしないと放課後トイレ掃除になる！！｣
急いで身支度をすまし
母が作ったトーストを口にくわえ走る

｢(あれていうかパンくわえて走って登校ってあのパターンじゃない！？
角を曲がった所に運命の人)ンｺﾞｯ!!?｣

((きたああああ！！私の運命の…))

｢姉ちゃん何してんの｣
｢葵…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

(そんな運命の人が葵だなんてフフフﾌﾌへへ)
｢あ、ちょっと頭…｣

スッと葵の手が頭に…
｢あ、葵｣

ベシッ

｢ニヤけてんじゃねーよバーカ！！ｳｳﾞｧｯ!?｣ﾄﾞﾃｯ
と言って走り去ってしまったが途中でコケた
今日家帰ったら覚えとけよ

この出来事もあり私は遅刻した
トイレ掃除中トイレの中から汚い音がしたのは内緒にしてます…

｢ただいまー…｣
｢おかえりなさーい｣
｢おかえりー｣

帰って手を洗い葵を探す
とっ捕まえて絶対ごめんなさいって言わせるんだから

｢姉ちゃん｣
｢葵！｣ガサゴソ
｢その…今日のことごめん…｣
｢葵…！｣ガサガサ

こ、これは…

｢なんて嘘に決まってんだろ馬鹿だな｣
｢葵………………パンツ履いてから言いなさい｣ﾊﾟｼｬｯ

私は急いでカメラを取り出しピントを素早く合わせ今の葵の全身の写真を撮った
そう…今葵は下だけすっぽんぽんだ

｢うわっ！見んじゃねえばか！！////｣
焦ってる焦ってるﾌﾌﾌﾌﾌﾌ

｢さ、この写真学校の皆に送っちゃおうかな｣

｢や、やめろおおおおおおおお！！！////｣


無事に私の元へと写真も送られて一件落着
こうして葵の弱みを握った私はもう葵にバカなどとは呼ばれなくなった

でもどうして下だけすっぽんぽんだったんだろうね


o,+:｡☆.*・+｡o,+:｡☆.*・+｡
葵みたいな弟が欲しい

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