五条悟と、愛の喧嘩をする。【五条悟】

第18話 ページ20

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教師として、教えることの基礎を教えてもらう。




体術と言った、呪力を用いない戦いを彼と行い、鍛えていく。

もちろん呪力による戦闘も必要だが、なにより体術が基礎なので、大切なのだ。




「っら、オラッ、」

『見え見えじゃボケ！！』

「させるかっ、！」




こんな事を最強の彼に言うのもなんだが、私は結構体術は成績優秀だと思う。というかそうだった。


身長は彼に比べて幾分も小さいし、ちょこまか動けるから彼とは相性最高だ。



つまり、向こうにとっては最悪だ。




『顎！！』

「あっぶな、ちょ、ねぇ！！」




飛びかかってアッパーを決めようとしたが、ギリギリのところで躱されてしまった。


そしてそのまま「やめ」の合図がかかり、思わず脱力する私。





案の定彼へと飛びかかっていた私は、ばったりと彼の胸元へと突っ込むのであった。

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