拝啓、くそったれの太陽へ

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時刻は12:21分、雲一つない快晴

まぁ快晴であろうがなかろうが日中の外出は基本しないのだが

少しだけカーテンをめくりチラリと外を眺める

どうやら何か催しがあるらしく外は大変賑やかだ

｢楽しそうだなぁ、美味しいご飯とかあるのかなぁ…行きたいな｣

叶うはずのない淡い期待を胸にしまい、めくったカーテンを戻すと元通りの薄暗い部屋に戻ってしまった

今この部屋にある光はパソコンのみ

そのパソコンから通知音がなった

人工的な光で目が痛くなるが致し方ない

マウスを動かし通知を開くと堅い文章がめに飛び込んでくる

依頼だ

内容を簡単に言えば｢とある政治家を暗殺してほしい｣というものだった

｢ふ〜ん、いいね楽しそう｣

依頼の時間は今日の夜中

ターゲットが仕事を終えて深い眠りについたところを殺害してほしいらしい

今日は特に仕事が多いらしくターゲットの帰宅時間が12:30ごろ、普段の生活と照らし合わせて就寝は2:00ごろになるそうだ

｢いよっし！準備しよーっと！｣

そうして少年｢七瀬瑠璃｣の日常は始まるのだ

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